県道54号線 田処小学校跡
27日付愛媛新聞の読者投稿欄に「母校」と題するエッセイが載った。
大分前に閉校になった大洲市田処小学校の校舎が、今年取り壊されるという。
地図を探すと、県道54号線沿いに在る。
ここは何度も走ったが、最近はご無沙汰していた。
いつもは大洲新谷から県道230号線経由で走ることが多かったが、地図を見ていると、内子から54号線が延びているので、本当に久しぶりに内子から走って見ることにした。
CB350FOURの時代だったか、CB550FOUR時代だったか忘れたが、一度は内子から走ったような記憶が在る。
走ってみると、風景の記憶がまったく無いことが分かった。
ひどい狭い道だった。写真は数箇所ある広い場所で撮った。
田処小学校の校舎は、鉄筋と木造の二つだった。
取り壊されるのは、おそらくこちらの木造校舎だろう。
碑文によると、特別教棟らしい。
運動場に開いた長い廊下の在る木造校舎。
昭和33年に落成したとある。
閉校になった学校は、大体130年前後の歴史がある。
保内町出海の小学校も130年だ。
今年の初めに、備品を譲渡すると言う連絡が有り、投稿主は40年ぶりに校舎に入ったそうだ。
音楽室、理科室、職員室等が在ったらしい。
鉄筋の校舎の玄関口から中を窺うと、壁掛け時計の秒針が進んでいるように見えた。
朝が峠を越えて瀬戸内側に入る。
前方で左にヘアピンを曲がって下っていく。
右に進めば226号線鳥越え峠で、数年前に走っている。
トレールバイクが2台続けて、226号から出てきて下灘に下っていった。