法華津峠
5日、法華津峠旧道を主目的地に走った。
内子~肱川~野村~宇和~法華津~吉田~明浜
鹿野川湖沿いの国道197号線から野村に向かう県道29号線に乗り換える。
湖の幅が狭まり、川らしくなった対岸に鉄筋の校舎が見えてくる。おそらく閉校した学校だろう。
初めて橋を渡ってそれを確かめてみた。
大和田小学校
三年前に閉校していた。
いくつかの統廃合を繰り返して、ここが最終地となったようだ。不思議なことに「大和田」という地名は国土地理院地図に見当たらない。
体育館前には、ちょっと凛々しい二宮尊徳像があった。
元々はブロンズだったが、後に陶製となったらしい。
校舎の内部を覗くと、ギャラリー城川に出品したらしい作品があった。
また、こんな標識もあった。
ここは十年ぶりくらいになる。
舗装は良い状態で走りやすい。
山の北面に当たるが、間伐が行き届いていて、木漏れ日が気持ちい。
K100で来ても良かったかなと思う感じで法華津峠到着。
もっと狭かったように記憶していた。
この先に分岐点があって、右に進むと野福峠という標識が有り、通行止め建て看板を無視して行ってみた。
一箇所、展望の利くところに休憩所があった。
なかなかそれらしい通行止め箇所は無くて、どんどん走っていたら、先日走った県道344号線に出た。
野福峠は、通り過ぎたらしい。
そういえば、ここを先日走ったとき、左手からマークⅡが出てきたのを思い出した。
合流点を引き返すことにした。
野福峠の案内看板があるところまで引き返した。
ここから山道を下ると、先日通った俵津随道入り口そばに繋がるらしい。
平成15年に看板が立てられたらしい。
それから15年。何人がこの道を歩いたのだろうか?
奥の方には休憩所らしきものやトイレがあった。
ここを更に下ると俵津随道なのだろう。
分岐点まで戻ってきた。
分岐点からちょっと下ると展望所がある。
ここには「やまぢこえて」の石碑が在る。
賛美歌404番
石碑の裏側を見る。
峠南面を下っていく。
路面は北側より良くない。
と言うか、北側は最近整備されたから、対照的に南が傷んでいるように見えるのだろう。
みかん畑が広がっていて、作業用の軽トラの往来も多いはずだから。
みかんの花が咲いていて、馥郁とした香りの中を下っていく。
吉田町で国道56号線に出て、すぐに県道271に右折。
宇和海側の国道378号に出る。
海側の小山に登って、先ほど走った法華峠を遠望する。
石碑が見えてるのかな?
旧道 玉津随道を抜ける。
野福峠へ県道45号線を駆け上がる。
いつものルートで帰り道。
下灘駅で丁度走ってきた瀬戸内ものがたりを撮影。
狙って走るわけではないが、よく出合えるもんだと思う。
夕方には曇ってきて、夕陽は見えなくなってしまった。
無事帰宅。
走行距離200km足らずだった。