奥井紫麻リサイタル in 宇和島

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10時丁度に宇和島に向けて出発。
フラワーセンター宇和島に着いたのが11時40分。
花はホワイエに設置する予定だったが、ステージに置かせてくれたとのこと(嬉)。
ただし、「祝 宇和島リサイタル」と「一ファンより」という表札は無し。望むところである!
代金をクレジットで払って、まだ時間があるので「道の駅宇和島きさいや広場」に向かう。
野外ステージでは、ハワイアンのショーが催されていた。
港の桟橋で辺りを眺めたりしたが、まだまだ時間はたっぷりあるので宇和島歴史資料館 華宵の部屋」に行く。
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「夢は広告とともに」と題した展示であった。

一通り見て、再び道の駅駐車場にもどる。
ここから歩いて、会場の南予文化会館に行くことにする。イメージ 3















歩いて10分あまりだった。

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宇和島クラシック音楽の殿堂「南予文化会館」
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ホールに入って驚いた。
花が予想以上にデカイ。
アレンジはお任せだったが、値段的に二段になるだろうとは思っていた。イメージ 7










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この位置からだと、ピアノを圧倒しているようで、やばいなあと思う。

5分前に予鈴が鳴って、宇神さんのアナウンスがあった。
当日パンフレットを読むと、私のことが書いてあって肝を冷やした^^;)。






演奏は素晴らしかった。
ソロリサイタルなので心配したが、演奏が始まると弩でかいスタンドフラワーが小さくなってしまった^^;)。

下手から現れた奥井紫麻さんは、流石に小柄だと思ったが、何の何の、
椅子に座ってからはみるみる大きく見えて、
音が鳴りだすと、会場を圧倒したのだった!

一曲目、ベートーベンのピアノソナタ第十一番変ロ長調 作品22
あっという間に終わってしまった!
演奏が速い、速弾きというのではない。
無駄な曲間は余り無いのが彼女のスタイルかもしれない。
そういうわけではなく、楽想が淀みなく流れて、弛緩することがない。
心地よい緊張が持続するからだろうか。

一番良かったのが、休憩後の一曲目、
シューベルト:4つの即興曲D935より
第3曲 変ロ長調 Andante

なんだか音が染み入って、涙が出た。

ショパン:24の前奏曲作品28より
第一番から第12番を弾いたのだが、これも演奏時間があっという間だった。
繰り返して言うが、テンポが速いから短いのではない。

最後のショパンスケルツォ第二番変ろ短調作品31まで、
なんと言うか、
申し分ない演奏。

演奏に作曲者の声が聞こえる寸前の表現力。
声が聞こえたら、失神するかも。

アンコールが一曲。
すみません、曲名・・・分かりません(涙)。


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演奏後は、ホワイエでサイン会。
人に隠れているけど、黒いワンピースの女性の後ろにあるのが、ステージの花の一段目を取り外してここへ持ってきたものだ。

今から思えば、ステージの花をしっかり写しておくべきだった。






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多分、サイン会があるだろうと思って用意しておいた奥井紫麻さんのスケッチに図々しくもサインをいただいた。

本当は墨入れした絵にしたかったのだが、腕がそこまで行ってないので、鉛筆書きである。

特徴が掴めてないなあ。

演奏中は、このアングルで彼女を見つめていたので、
実物の魅力が出てないなあと・・・。


サインはなんと書いてあるのか分からない。

YOUTUBEでは
Шио Окуи / Shio Okui
と書いてあるから、
Шио (=Shio)
と思われる。




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ホワイエにあったステージモニター映像。
スタンドフラワーの一段目が無くなっているのが分かる。

松江や岡山のステージはどんな様子だったのだろう。

聴衆は演奏中の指先を見たいのだろう。
左の席に集まっていた。

フロアー直置きの花をと一時考えたが、それでは前の席ではペダリングが見えにくくなる。
これでよかったのだ。


良い演奏会だった。
大満足!!!
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