肱川流域

イメージ 19今年初めて、敷地内でクマゼミが鳴いた。
一匹だけの一鳴きだった。
そのあと、ニイニイゼミが鳴いた。

今年の柿の木に発生する害虫は去年より少ない。
去年は5~10秒に一回の糞が落ちる音がしていたが、今年は静かだ。

梅ノ木の尺取虫も見ない。
親の蛾が飛んできた時、しつこく殺虫剤を噴霧したのだ。

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午後、肱川流域の惨状を見に行く。

ここは肱川の支流、小田川の堤防上。
合流点まで5キロの地点。
小田川は最大の支流と言えるが、河川敷の様子からは、普通の増水と思えた。







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小田川肱川の合流点から大川橋を渡ると、すぐに197号線は通行止めになっているので、対岸へ橋を渡る。
実は、対岸(右岸)の道路(県道32号線)が古くからの道で、今通行止めになっている国道は、昭和になって整備されたのだ。

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197号線の波打ったような道路は、ここだと思う。
白く見えるのは発泡スチロールのブロックなのだ。
土砂で嵩上げというか路面を整えるのが普通だが、ここは発泡スチロール製の地盤なのだ。
軽量だから擁壁も軽量で済む。

今回は、増水のため浮力が生じて路面が壊れたらしい!!
敷設工事現場を見たことがあり、その時はなんと上手い方法なのだと感心したのだったが、まさかこんなことになるとは・・・。擁壁の仕組みを考え直さねばならないなあ。

肱川中学校のグラウンドも浸水した。
すぐ下手の橋も、道路付け根が流された。









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鹿野川湖から野村町に向けて県道29号線に入ったら、すぐに通行止めだった。

さてどうする・・・。
尿意を催してきて、気が焦る^^;)

結局、城川町まで197号を走って、県道35号線に入り、桜峠を越えて野村町に行くことにした。




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野村の町をゆっくり走って町外れ、野村ダム下流の橋をわたって観察。
荒れ狂う流れが今まさに堤防を越えようとしている動画の場所だ。
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上流側を見る。
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抉り取られる前は、こんな状態だった。
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さらに500m下ってみる。

丸で囲んだ部分の路面は砂利になっている。
アスファルトが捲れて左手に落ちていた。
緊急に砂利を敷いたらしい。
流れは欄干を洗った。
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ダム上流、宇和盆地からの流れが明間のダム最上部に流れ込む地点。

ここの水量が、あのダム放流と同じくらいの水量だったとダム管理者は言うのである。
もちろん、計測上か計画上か想定かいずれかで、実際にここを観測したわけではないだろう。
あの水量なら、ここは凄い高さまで水面が達していたはずだ。
でも、
そんな様子は見られない。
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ダム湖側を見ると、普段(いつも走るときに見る水面)よりも水位が下がっている。
5mは下がっている。
次の洪水に備えて、水面を下げた????

降り始めの時は、どれほどだったか知りたいもんだなあ。
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宇和盆地の直近を左折して三間町へ向かう県道31号線。

通行止めだった。

宇和町卯之町の肘川沿いを走って様子を見る。
大した増水跡は無い。

予讃線と平行する県道25号線を八幡浜に向けて走る。
8日の洪水直後に宇和島から東京上野へと強行軍を取った知人の跡を辿ったのだ^^;)。

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宇和盆地のJR岩城駅に寄ってみる。
例の稲わらマンモスの近くだ。








プラットホームに出ると、自動アナウンスが列車運休を告げた。

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レールには、錆以外のもの、車両が通過した痕跡は無かった。
この張り紙には、伊予市~長浜に災害発生とある。
ええええ、やばいぞ!!
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八幡浜~保内~長浜~下灘と某氏のルートを辿って帰宅。

JR,、観光協会からの返信は来てなかった。