そもそも昔から日本のサイバー空間には「女の子」が住み着いていた。

そもそも昔から日本のサイバー空間(コンピュータ世界)には「女の子」が住み着いていた。
  これは日本特有の現象であり、アメリカは「男」だ。元祖Macintosh時代の会話AIソフトのRacterも、デスクトップでしゃべるトナカイ(Talking Moose)も男の声。SF「2001年宇宙の旅」のコンピュータHALも男声だった。
 対して、日本は・・・どうも昔からネットの中には「女の子」ばかりが浮遊していた気がする。
アトムもどこか少女っぽいキャラだし、
ネットの黎明期にはデスクトップにしてもイラストにしても(アダルト界にしても)
「大人でない女の子」があふれていた。
 まあ、当時はコンピュータを操作する90%以上が20~30代の男性だったろうから、
彼らの「夢の世界」には「女性」が必須だったのだろう。
 しかし、それが(水着の)成人女性でなく、(ティンカーベル系の)「少女」であるのは、
日本独自の感性としか言いようがない。
その結果、日本男子(特に理工科系)の「カワイイ」もの好きは、
世界に冠たる不思議な文化(オタク文化)を生んだ気がする。
(さしずめ私などがその第一世代なのだろうけれど)


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今日の愛媛新聞を開いたら、
「温泉むすめ」とタオル会社タッグ
と言う記事があった。

日本各地の温泉を擬人化して聖地巡礼(温泉めぐり)をしようという企て!
愛媛県では、道後温泉と鈍川温泉が擬人化されていた。

左が道後温泉むすめの「道後出海」 右が鈍川温泉むすめの「鈍川まなみ」

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