LINN LP12 整備
アームボードがすこし斜めに(木枠と平行に取り付いてない)なっているので、ボードを外してみた。
サブシャーシの平面度はイマイチ。
木ねじ止めは、コツが要ると言うか、長岡さんはSPボックス製作の手引きに勘所を書いたりしていた。
綺麗に精密平面が出てない金属板に、アクリル板をネジ止めするのは、案外むずかしい。
アクリルアームボードを外してみて、色々悩みのあとを確認した^^;)。
サブシャーシの加工精度はどの位だろうか?
アクリルアームボードの加工精度もどの位だろう?
AR-110のアームボードをアクリルで作ったとき、誤差の積算が不具合をもたらす気分の悪さを味わった。
それはさて置き、交換したモーターのスラストバネを組み込んでみた。
コ型の押さえ金具を先ず外して、バネを添えてまた組み込むのは、考えただけでも難儀なことだと思う。
予め、モーターを組み立ててからプレーヤーに組み込むことが出来ないからだ。QUADアンプの外部銘板と内部部品を共締めしているけど、そういう伝統が大英帝国にはあるらしく、ユーザーを悩ませる^^;)。
バネなんだから、縮めて横から割り込めると出来るのではないか。
何度かトライして、出来た!
ところが、
バネ圧が強すぎて、はたまた軸端の仕上げが粗く、はたまたバネについている押さえが不適合で、モーターに負荷が掛かりすぎる。
別に、モーター軸を押し上げる意味が不明(気持ちは分かるが、必然性とそれ用の加工の有無が不明)なので、これは止めることにした。
現在、プラッターは順調に静粛に回転している・・・。
サスペンションバネのスタッドボルトをプレーヤー脚にしたらどうかという考えで色々書いた。
それを考えながら、このLP12のスタッドを弄ってみると、
なんと、
このボルトはトッププレートの穴に差し込んでいるだけだった!
グラグラなのである!??
ええんか!こんなんで!!??
他のLP12はこうなってないと思うが。。。。