謎の供養塔に新事実

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以前紹介した田圃の中にある供養塔。
何を供養したのか分からないままだった。
傍にある栗の木に沢山の実がなって、昨日は近くの住民が脚立をもってきて採取していた。
私はよそ者なので遠慮して、今日になって行ってみた。
栗はすっかり無くなっていた!!
通りがかりの高齢者がやってきたので、ちょっと供養塔について聞いてみた。
供養塔自体を知らなかった。
もうひとりやってきたけど、同じ状況。
すると、近くのビニールハウスで作業していたおばさんが、我々の話を聞きつけてやってきた。
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この供養塔のことを知っているかもしれない。
聞いてみると、これは馬の供養塔らしいという。
骨が埋まっているとかいないとか・・・、はっきりしないが、そういうことを聞いているので、毎年七月に供養していると言う。
湯飲みや酒壜があるのは、小母さんの持ち寄ったものだろう。
ついでに、松があったはずなのに切り倒したのは枯れたからですかと聞いてみた。
すると、
この松で首を吊って自殺した事件があり、松を処分したと言う!!!

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ストリートビューには松が写っている。
私の記憶にも、微かに記憶が残っている。
切り株には枯死した様子が無かった理由が判った。

松を処分するに当たり、事件当事者の親族からは処分費用は一切出なかったそうで、小母さんは全部私費でやったそうだ。
お寺に頼んで、供養してもらったと言う。
事件のことは、全く知らなかった。

栗の消毒もやっているそうだ。


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この塚のある地点は扇状地の末端に当たり、はるか昔は直ぐ近くが海岸であったと思われる。
だから、海難事故や難破船でもあって、それの供養とかもしれないと思っていた。

馬の供養塔 らしいことが判明。
農耕馬か軍馬かわからない。
碑文の年代が読めないが、石の減摩からして相当昔からここに有ると思われる。

果たして、真相は・・・。

ここから1km足らず西に伊予署がある。
其処の住所地は

愛媛県伊予市下吾川字馬塚960番地

供養塔は馬に関係あると聞いて、この「馬塚」と何か関係がありそうだと、通りがかりのおじさんが言った!