月刊ステレオ 12月号
機械としての総合的完成度には突っ込みどころがあるが、
「その手があったのか!」と思わず叫びそうになった。
カートリッジにEMTが付いていて、ヨーロッパでは最高水準のカートリッジと認識されているのだなあ、と思った。
ところが、月刊ステレオの連載「カートリッジ物語」を読んで、納得がいったのだった。
なんと、EMTカートリッジの現在の責任者はMicha Huber氏なのだそうな!
最初の記事写真を見て、何処か見たことがある人だなあと思うのは当然だった。
Micha Huber 氏の現在の立ち位置はどこなんだろう?
二束のわらじなんだろうか?
月刊ステレオとは関係ないが、SMEのホームページに新製品情報があったので書いておく。
名前をSYNERGY という。
コンプリートプレーヤーシステムで、
アームはSME VI
カートリッジはオルトフォン
フォノイコライザーはナグラ
という組み合わせ。
モーターはベースに組み込まれていて、
ラバーの上に置いて、ゴムバンドで押さえつけているように見える。
輪ゴムサスペンションの逆構造だ。
SMEは昨年の今頃、新しい製品を計画していると言っていた。
このことかもしれない。