「蛍の光」の真実



一、
蛍の光、窓の雪
書(ふみ)読む月日、重ねつつ。
いつしか年も、すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、別れ行く。


二、
止まるも行くも、限りとて、
互(かたみ)に思う、千萬(ちよろず)の
心の端(はし)を、一言に、
幸(さき)くと許(ばか)り、歌うなり。



三、
筑紫の極み、陸(みち)の奥、
海山遠く、隔つとも、
その眞心(まごころ)は、隔て無く、
一つに尽くせ、國の為。

四、
千島の奥も、沖繩も、
八洲(やしま)の内の、護(まも)りなり、
至らん國に、勲(いさお)しく、
努めよ我が背、恙(つつが)無く。




「やしまさくせん」という戦術がある。
私は「屋島作戦」と思っていた。
源平の戦いを連想したのだ。

これは誤認だった。
「やしまさくせん」は「八洲作戦」だったのだ。



こちらは三番が無いけれど、聴きやすい。
2009年にアップされている。
凄いなあと思うしかない。

平成最後の日を、これらを聴きながら過ごすのもいいかもしれない。