佐渡裕指揮 日本センチュリー交響楽団 with 反田恭平

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佐渡裕の新世界を聴きに行く。
前半のプログラムは、ラフマニノフのピアノコンチェルト第三番。
佐渡さんが言うには、大傑作だそうだが、今日が初めての鑑賞である。
ピアニストは、反田恭平氏。もらったチラシにNHKTV、ピアノの森が二枚もあったので、ピアノつながりかと思ったら、先ほど、ピアノの森の音源をやっているのがわかった。
2楽章から3楽章にかけて、うとうとしていた。
大拍手が起きて、演奏が終わったのを知った。
イメージ 2二人は抱き合って、演奏を称えあっていた。

反田氏は、ポスターとはずいぶん違った出で立ちだった。
先般のカルッツかわさきの彼と同じように、ああいう、チョッと原宿ファッション(?)みたいなのが若い男性芸術家のハヤリなんだろうか。
反田氏は、オーディオ評論家の小原由夫氏に似ていた。

後半は新世界。
佐渡さんは、大きく体を使って指揮をする。
曲の盛り上がりで何度もジャンプ。

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その割には、音がホール一杯には響かない。
聞く座席の問題もあるし、ホールそのものの問題もある。
つくづく思うのは、部屋でレコードを聞くほうが楽しいと言うことだ。
自分が指揮者になれるから。
佐渡さんはときおり唸り声を上げていたが、いまいちの反応。
目を閉じて聴いていると、普通の演奏に聞こえる。
先般の四国フィルのほうがヘタだけど、情感がこもっていたと思うぞ。