雨の日はディーリアス

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Sea Drift
The Song of the High Hills
海流
高い丘の歌
 
無宗教のディーリアス
パリ近郊フォンテーヌブロー近くの小村
グレ=シュール=ロワン
にて完成させた
 
海流は、ホイットマンの詩集「草の葉」にふくまれる
「海流」
からとられ、ディーリアス自身によって歌詞に編成された
 
合唱とバリトン独唱により語られる
 
ある日、少年がかもめの巣を見つける
二羽の親鳥が交互に卵を温めている
ある日、雌鳥が飛び立ったまま帰ってこない
残された雄鳥は卵を温めながら雌鳥を呼ぶ
 
別離に初めて出会う少年
 
室内楽的な繊細さでオーケストラは苦悩、悲しみ、ノスタルジアを湛えている
 
 
サー・チャールズ・グローヴズ 指揮