空飛ぶイカの大化物
ノースアメリカン XB-70 “ヴァルキリー”
September 1982
MECHANICS メカニックマガジン
文/斎藤忠直
P.88
【前略】
その姿は、あくまでもでかく、異様で、
さながら“SFの世界”を思わせた。
主翼から機首先端までの長い前部胴体部のフォルムは、前世紀の大恐竜の首を連想させ
それに小さな前翼をつけ、
さらにどでかい三角翼を背負わせたといったところ。
そして総体的には
“空飛ぶイカの大化物”
でなくて、何であろうというぐあいであった
【以下、略】
トビイカ
カナードを装備!!
この“空飛ぶイカの大化物”という表現は、
もう一つの文献にも書かれている。
同じ著者だと思う。
「航空ファン」だったか「航空情報」だったか定かではないが
捜せばどこかにあるはずだ。
著者はトビイカの存在はたぶん知らなかったと思うが
けだし名言である。
XB-70について、初めて接したのは
雑誌「ボーイズライフ」であった。
事故の数ヵ月後の号であったとおもう。
沢山の飛行機が描かれた付録ポスターがあったが
当然XB-70も機首を見上げる構図で載っていたとおもう。
XB-70の記事がある雑誌は、大体購入したと思う。
初見の「ボーイズライフ」は既に手元には無いが
「航空ファン」だったか「航空情報」だったかどちらか
メカニックマガジン 二冊
航空情報別冊「巨人機ものがたり」
世界の傑作機(106)XB-70ヴァルキリー
英文の XB-70 VALKYRIE
あと、数冊の航空月刊誌
映像は
30年前のVHSビデオ
LD
十年余り前、パソコンを始めた頃はNASAのWebに少しだけ記事が有るくらいだったが、
最近は、盛り沢山。
ただし、動画は最初に手に入れたビデオの域を出ない。
しかし、凄いのは今日のRCモデルである。
ダクトファンは当たり前で、ジェットエンジン付きもあるのではないか?
車輪も引き込み式で
飛行する姿は本物としか思えない。
凄い時代である。