映画 「源氏物語 千年の謎」
葵の上 * 多部未華子
ホンに女の嫉妬心は怖ろしい ってオイ ^^;
昨日、映画「源氏物語 千年の謎」をレイトショーで見た
三回目である^^;
プロローグで紫式部が男に無理やり手篭めにされます
男は何者なのか?
「私を止めるものはだれも居ない」と豪語しますから時の権力者
でも、誰が誰なのか(男優をよく知らない)分からない私には
それが誰なのか、見終わった後もよく分からず
なんとなく「光源氏」その人ではないかと妄想の翼を拡げていたのであります
ネットの世ですから、そこんところを検索して見ますと
冒頭の男=光源氏
という意見は全くなくて、道長であると普通に書かれているものばかり
コメントで訊いてみても、やはり道長ではということでした
さて、観賞
道長と光の役者の顔を覚えて行ったつもりでもよく分かりません^^;
ところが、ナニノ最中に「チリリン」と金属の擦れる音がします
?????何の音?????
どうも、腰に下げている紐飾りのようです
何シーンかあと、同じ音を聞きました
その男は藤原道長
プロローグでは鼻髭がありませんが、それ以外では権力・地位をあらわす
髭を付けています
これで私は騙されたのですね
冒頭はまだ最高権力者に登る前の若き姿なんでしょう
でも、あるスチールを見ると、どちらか分かりませんね
監督はここんとこ、どう演出・脚色したのでしょう
その表現だったのではないか
そうすると
物語のプロローグとエピローグが実と虚の遭遇で挟み綴じられる
もう一件
御息所が間違って自分の書を渡します
涙が雫ったそれを
これは意図してそうしたのかどうか
どちらとでも取れますが、麗奈さんはどう思って演じたのか
機会があれば訊いてみたい
映画そのものは、私にとって感動すると言うものではないが
じっくり創りこみを堪能できる、観賞歴の中では
異色の作品である