ウィンドレギュレータ 修理

イメージ 1手の油汚れを気にしなくてよくなったので、ウィンドレギュレータを修理した。
トルクスドライバーが三本要る。
肘掛部分のT1、T2のビスを外す。
スピーカーのグリル(上辺)を抉って外すと周辺に3本のビスでパネルが留められているので、これを外す。
操作スイッチクラスターを抉って外すと現れるドアの握りを共締めしている右側のビスH1を外す。
プッシュロックボタンを外す。スライドノブにポッチが見えるので、これを突いてやるとロッドが解除される。
操作スイッチクラスターの電装コネクタを外す。
 
パネルを引き剥がす!!
スピーカーの配線コネクタを外す。
これでパネルが取り外せる。
内部のウレタンシートは線で囲んだ範囲を剥がせばよい。
ドア開閉レバーの部分ははずさなくても出来る。
ウィンドレギュレータはW1,W2,W3のナットで止められている。
レギュレータの電装配線コネクタを外す。
レギュレータを取り出す。
 
イメージ 2
取り外したスライダー
 
上昇側のワイヤを留める部分が割れている。
強い引っ張り力が掛かるとワイヤが外れてしまう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
レールを挟む爪が欠けている。
欠けた部分はどこへ行った?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
このようにワイヤが掛かる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5ワイヤは信じられないほどきっちりと最短長さに作られていて、プーリーやテンションアームに掛けるのに難儀する。
 
テンションアームのスプリングを外すと若干だけど張り込み易くなる。
 
ワイヤを張った後、スプリングを入れるとよい。
これ、最大のノウハウ^^
今回、気付いた。
 
 
 
イメージ 6こんな具合にワイヤが付く。
 
 
新しいスライダーは薄緑色をしていて材質も少し違うようだ。
写真を撮り忘れた^^;
 
写真のは粘いようで柔らかいが、新しいのは硬くて脆い感じがする。
 
スライダーの突起がガラスにあけられた穴に勘合するようになっている。勿論、穴にはゴムブッシュが嵌められている。
スライダー突起に溝が切られているが、ここにゴムブッシュに装着されたクリップが嵌って抜けなくなる。
クリップを抜かないとスライダーがガラスから外れない。
これがなかなか難しい。
外れないとレギュレータを取り出せない!
 
 
 


操作スイッチの電装接続コネクタはcinchi製であった。
電線はコンタクトピンのスリットに押し込む形で導通を得るようになっている。
この1番ピンへのワイヤの先端が解けて素線2,3本でしかつながってない。
ひょとして1本かも?
次回の修理の時には千切れてしまいそう。
外す時に引っ張られるのである。
電流容量は大丈夫か?


今回、レギュレータの入荷が遅いので自分でやる気になった。
何しろ部品代が高いし、ディーラー修理なのでウレタンシートも交換することになる。
目の玉が飛び出してしまう^^; ホント。
部品は発注済で、キャンセルはしないことにした・・・・、  ヨ ワ キ ・・・。
新品スライダーはモダンサプライから取り寄せた。
差し引き、技術料が1万円ほど節約できたことになる。
新品レギュレータは半額でオークションに出してもいいが、それでも高いかなあ。


作業工程は思い出しながら書いているので、
順序その他、間違いがあるかもしれない。
やる気になった人は、自己責任でお願いします。