「高畠華宵の世界」 於 高知県立文学館
高知県立文学館で催されている
「大正ロマンの画家
高畠華宵の世界」
1月27日までなので、出かけた。
着物で行くと入場料2割引なので袴姿で行こうと思ったが、探しても見つからない^^;
行って正解だった。
大正ロマン館ではどうしても専門的になって概観をつかみにくい。
自筆書簡が多数展示されていて、絵とはちがう華宵の実像を見た気がした。
華宵は母親を深く思っていたようだが父親は影が薄い。
兄の亀太郎は衆議院議員にまでなった人物だが、父親は
商売人には高等教育は必要ない
という考え方なので、亀太郎は父親の死後に俄然猛勉強を始めたようだ。
高等小学校のときの書が展示されていたが素晴らしい。
まじめな亀太郎と奔放な華宵は肌が合わず、
人もうらやむ兄弟というわけでは無かったと思われる。
閉館時刻まで華宵展を見ていた。
もっと早く行くべきだった。