HARBETH H.L. MONITOR MKⅢ
HARBETH H.L. MONITOR MKⅢ
あ~あ、ハーベスはやっぱり気になるスピーカーで、
もう病気としか言えない、あ~~クリックしてしまった。
写真で見る限り、程度はよさそうで、不具合は有るとは書いてなかった。
しか~~し、
なかなか十分な梱包を解いて、チェックしたところ・・・・
片方のツィーター、音が出ず、ウーハーにビビリ音。
返品を交渉するも受け取り拒否で、修理代を半額(?)返金ということで、手を打つことにした(泣)
ダクトからSP端子の裏側(内部)の様子が伺える。
どうも接触しているように見える。
このため、ツィーターが鳴らないし、ウーハーがビビルのかと考えた。(その可能性は、0.01%くらいだな^^;)
おそらく、SPコードを接続する時に強烈に締めすぎて端子の軸が回転して、こんなになってしまったのだ。
試しに、端子の横穴に針金を通して軸を回転させると、内側のリード線が離れた。
しかし、音だしするも変わらず、やっぱり関係なかった。
裏板を外す。
赤丸の位置の木ねじが無かった。
他のネジは半分が頭を舐め気味である。
何がしかの問題を起こし、手が入っているのだ。
ユニットのトラブルと関係が有るに違いない。
頭を舐めているのは、ドライバーが合ってないからだ。
使われているネジは
「ポジドライブ」
なのだ。
欧州製、イギリスに多い。
プラスネジに良く似ているが違う。
SPターミナルのつまみは、工具でつかんで回したと思われる傷が付いている。
こういう無神経な輩が、ものをダメにするのだ。
左がプラスネジ(フィリップス)
右がポジドライブ
ポジドライブにプラスドライバーを使うと、
ゆるゆるに嵌って、回転させるとドライバーがせり上がって外れるときに舐めてしまうのだ。
ネジの無かったところの筐体側は、下穴が開いている。
試しに木ねじをねじ込んでみると、バージン穴(^^;)ではない。既にネジが形成されているので、適度な締まりでネジが入っていく。
まさかメーカーが忘れたわけではと思ったが、濡れ衣だった。
ネットワーク基板
矢印の部分は基板に三本のピンが立っていて、
リード線をどれに差し込むかで、レベル調節が出来るようだ。
オーダックス製のツィーター
断線している。
ボビンごと、コイル交換しなくてはならないと思う。
スイストーン・エレクトロニクス(Rogers)製のウーハー
指でストロークしてみるが、引っかかりは感じない。
どこか、剥がれかかっている部品があるのか?
過大入力を加えたのだろうな。
SPターミナルのラグを綺麗に取り付けなおして、
今日はここまでにする。
花巻に行く前に、オーディオ・ラボに出したい。