井出浚い

イメージ 1井出浚いがあった。
農業用水のメンテナンスである。
昔は地域住民の大半が百姓だったから人手も多かったが、最近は兼業農家どころかサラリーマン家庭が普通になって、耕作地所有の所帯は激減してしまった。
 
農業用水路(池の土手も含む)のメンテナンスは耕作地所有者が行って、その他の所帯は道路等の清掃というのが従来の分担だったが、ここに来て耕作地を所有して無くても用水路のメンテナンスに力を貸してくれる人が出てきた。
 
行く行くは、農家、非農家問わずに農業用水路だけでなく、地域の環境整備という観点で地域のインフラを整備するという行動が求められるので、意思統一をする機会が訪れるようになるだろう。
 
あと10年もすれば、農家の戸数は半減するだろう。
 
 
 
 
 
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今年は水路の左右の土地所有者が畦の草刈をしていてくれたので、作業が楽だった。
 
当地域は、田植えの時期が全国的にも遅い地域で、水路の整備もこの頃になる。
 
雨天決行なので、ずぶぬれでもいいこの時期の方が良いと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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水路に入って石、泥、草を浚渫するので長靴を履くのだが、作業を始めてすぐに長靴の中が湿ってきた。
ぐちゅぐちゅして気持ちが悪い。
 
使い始めて三年目の長靴なのに、もうだめになった?
靴のソールの部分のつなぎ目から水が入ってくるのかと思っていたが、実際に水を入れて試してみると、
ナント、
踵部分から水が垂れてきた!!
 
 
 
 
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私はがにまたで、靴底が水平に減らない。
外側が先に減っていく。
踵の左部分が磨り減って、中の空洞部分に達している。
その切れ目から水が出ているのである!!
つまり、
一体防水の本体に、靴底が接着されているのではないのである。
 
これを設計した人物は、長靴を使ったことが無いか、使っても数時間しか履いたことがないのだろう。
 
欠陥商品ではないか!