毎日新聞は「<イスラム国拘束>日本人殺害脅迫 声明は支離滅裂」という

ヤフーニュースによると毎日新聞

イスラム国拘束>日本人殺害脅迫 声明は支離滅裂

という見出しをつけている。
 
絶妙な時期(安倍首相とネタニヤフ首相との会談)を突いたビデオ声明だが、その主張は支離滅裂だ。ビデオでは日本が「非軍事分野」でイスラム国対策の支援を表明したとする英BBCの報道内容が紹介された。しかし、戦闘員とみられる男は「イスラム国の女性や子どもを殺害し、家を破壊するための支援が1億ドル。イスラム国と戦う部隊の支援が1億ドル」と勝手な解釈を示した。

 
毎日新聞は本気で勝手な解釈と思っているのだろうか?
 
かつて、湾岸戦争当時、海部首相が
「わが国の援助は後方支援、医療活動に使うように要請しているので、
決して武器弾薬に使われることはありえない」
と発言したところ、日本の批判勢力(毎日新聞を含む)は
「馬鹿なことを言うな。一旦援助金としてまとまったものは、
それがどこからの援助金なのかは見分ける方法は無い。
日本の援助金は確実に武器弾薬代として使われる」
と叫んだのだった。
 
あ~、も~、説明するのが嫌になるなあ。
日本が非軍事分野に援助金を出すということは、軍事分野に金をつぎ込んでいる国にとっては非軍事分野を考える必要が無くなって、ためらいなく軍事分野に金をつぎ込める。
イスラム国にとっては、非軍事分野も軍事分野も対イスラム国援助金なのだよねえ。
 
「支離滅裂」という文言を使う心理は、
イスラム国を馬鹿にして、自分をちょっと立派に(頭がいい子に)見たいのだろう。