続 エミネントテクノロジー ET-2

イメージ 1メンテナンスの甲斐も無く、エアベアリング不調のままだったが、1月の記事を見ていて、少し考えた。
1月の記事では、スライドパイプの両端でひっかかっている。
メンテナンス後は、左に移動したところでひっかかっている。
先日のバランスウェイトを見ると、ウェイトが外側になっているので、内側にして試してみた。
内側にすることによって、全体長さ(幅)が短くなり、左端にスライドさせた時の重心位置が、マニホルド(シリンダー)の幅の中で僅かだけれども右に寄る。
すると、マニホルドの中でパイプが傾こうとする力が弱くなる。引っかかりが解消されるかもしれない。
イメージ 2しかし、残念ながら、解消されなかった・・・、、くそ~!
 
いろいろ力を加える方向を変えながら、スライドする様子を調べていると、左端にずらした状態で、アームヘッドを軸方向に押してやるとひっかかりが取れる感触がある。
それではと、写真のようにひねりっ子をカートリッジに引っ掛けて軸方向に押しながら左右に振ると、難なくスムーズに移動する!!
 
ひょっとするとマニホルドを90度回転して取り付けてやれば、力関係がこのスムースな状態と同じになるから、うまくいくかも!


引っかかりが起きるのは、
パイプ形状に問題がある(真円度、直線度)のではなく、
マニホルドに開けられた空気噴出口に問題があるのではないか。
つまり、
噴出口になぜかねじ込まれているイモネジが、空気を遮断しているのかも。
その噴出口は機能して無いのかも。
その噴出孔が、たまたま悪い位置になっているのかも。
 
ここで疑問。
噴出口の位置を変えてみようと、マニホルド中心軸を中心として
全体を傾けてみたが、改善しなかったのだ。
傾け方が悪かって、改善しなかった・・・・のだろうか!??イメージ 3