トランク雨漏り & オーバーヒート

イメージ 1雨漏りが直らないので、トランク開口部のパッキンゴムを外して、雨の排出溝を綺麗に掃除をしてみた。
 
後部ガラスに水を掛けてやると、溝に落ちた水は左右に分かれてテールランプの周囲を下って落ちていく。
 
溝に開いた穴は、コーキングで塞いであるので、そこからは内部に落ちはしない。
 
ところが、何故かトランクに水が湧き出して来るのである!!
 
 
イメージ 2
このさび付いたボルトの周囲に水が湧き出してくるのだ!!??
こちらは車体左のボルトで、右が前で左が後ろ側になる。
 
床は二重になっていて、下側の鉄板にボルトがある。
ボルトは一段下がっているのである。
 
 
 
 
 
イメージ 3こちらは車体右側のボルト。
左が前で、右が後ろ側だ。
 
この一段下がったボルトの周辺に水が湧き出してくる!!??
 
訳が分らない。
 
テールランプの裏側に穴が開いて、そこから雨水が浸入するのだろうか?
 
とにかく、テールランプを外してみるしかない。
 
イメージ 4
浸入の激しい右側テールランプを外してみた。
左上の腐食部分は、まだ鉄板に穴は開いてない。
 
テールランプの取り付けには問題は無い。
 
では、どこから水が入るのだろうか?
 
これより下側に何らかの穴が開いていて、そこから水が入り込むのかもしれない。それしかなかろうと思って、この写真の下側、バンパーの上から水を掛けてやった。
 
イメージ 5すると、水が湧き出してきた!!!
ボディとバンパーの隙間をじっくり観察する。
 
ボディからバンパーを留める部材が伸びてきている。
その部材は、ボディに開いた口から出ているようなのだ。当然、部材と口には隙間があって、そこから水が入るらしい。
 
トランクに開いた穴の二本のボルトは、この部材をボディに固定するボルトらしい。
このボルト、やけに錆びまくっているので、どうしてかと思っていた。ここに溜まった水で錆びていたのだ。
ボルトの近くにゴムでシールしたと思える二つのまるいものがある。このシールを剥がせば、穴が開いていておそらくボルトが隠れているのだ。
見えているボルトにも、同じようなシールがされていたに違いない。メクラ蓋というやつだ。
接着してあった痕跡がある。
以前、追突されてバンパーを交換したことがある。
そのときに、シールを忘れたに違いない。
まさか、浸水防止のシールとは思わなかったのだろう。
イメージ 6
 
トランクの雨樋の溝に開いた穴を、改めて確認。
コーキングしてあったのを剥がして、錆びた部分をさらにしつこく取り除いた。
 
このあと、防錆スプレーをしてコーキングしたかったのだが、夕暮れ近くで十分な乾燥をえられないと思ったので、応急のコーキングをして、今日の作業を終了した。
 
ところで、冷却水漏れの方だが、どうも分からない。
エンジンオイルに水が混じっているようには見えないので、ウォーターポンプには異常ないと思う。
イメージ 7焼酎パック二本に水を入れて、いつでも補給できる体制をとってショッピングセンターに用事に出た。
昼間、ボンネットを開けていてエアクリーナーボックスが太陽の熱射で熱くなっていたときは、エンジンは快調に始動した。
夕方になって、さて調子はと思ったら、案外すんなりと始動して、アイドリングも落ち着いている。
アクセルにちゃんと反応する。
普通に走り出して、何の問題もなく用事を済ませた。
水温は通常のまま!
クルマを乗り降りするたびに車体下を覗くが、水漏れの気配はまったく無い。
どうなってるんだ!!!???