交通違反もみ消し・裏口入学… 口利き依頼は日常茶飯事

    交通違反もみ消し・裏口入学… 口利き依頼は日常茶飯事

朝日新聞デジタル 1月30日(土)5時4分配信
 
どのような「口利き」が法に抵触するのか、識者の見方も分かれている。
 「新技術を開発した地元業者がいるから会ってもらえないか」。
ある農林水産省幹部には、そんな依頼が国会議員の秘書から年10件以上寄せられる。
予算配分や官僚人事に関与する議員側の依頼は断りにくく、業者には「基本的に会わざるを得ない」。
だが、それ以上の要望は断るという。
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やれやれ、というしかない。
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上の「議員の依頼は断りにくく」というのは、何故断りにくいのか言うと、
官僚(この場合は農水省の役人)が提出した予算や人事が、
依頼を断ったために議会を通過しない(又は、嫌がらせを受けて通過に時間が掛かる)ので、
依頼(口利き)に応じるというのである。
 
要するに、法律や人事は口利きによって決せられる。
 
今ある法律で、口利きの無かった法律はあるのだろうか。
それは、多分、無い。
 
あっ、そうだ。
日本国憲法は、口利き無しで出来上がったかも。