預金通帳の印鑑ってなに?

預金通帳の未記入が多くなったので、銀行、郵便局に行った。
通帳が満杯になると通帳繰越機で新しい通帳が発行される。
 
郵便局は違った。
ATMの機械は繰越機能が無かった。
専用繰越機も無い。
 
窓口に行って、繰越依頼をした。
 
ところが、
局員がしばらく事務手続きをしていて、呼ばれていくと、
「印鑑はお持ちですか?」と訊くので、
「持ってますよ」と返事。
しかし、印鑑とは通帳に登録している印鑑、所謂銀行印のことだった。
持っているのは、三文判だ。
 
さて、ここから私には理解不能の事態が発生。
 
新しい通帳は印鑑を省略するらしいのだが、
つまり、普通の銀行の預金通帳は最近は印鑑を省略しているから、それと同じにするらしい。
古い通帳の印鑑がないと新しい通帳を発行できないという。
ところが、
それではお客様が不便なので、古い通帳に貼ってある銀行印を剥がして
新しい通帳に貼り付けて暫定的に使用できるようにする、というのだ!!
 
なんじゃそりゃ!!??
 
正規に発行できない通帳を、無理やり使えるようにするって!!??
 
すでに手許に用意されている新しい通帳は、繰越して履歴が印字されているではないか。
局員がおもむろに古い通帳から印章を剥がして、新しい通帳に貼り付けている。
 
後日、印鑑を持ってきて、手続きを刷れば良いと言う。
 
私が、「通帳は使わなくてもATMで事足りるので、この暫定通帳のままでいいのではないか」と言うと、
はっきりしないが、なんか良さそうなのである。
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古い通帳と新しい通帳で、印鑑を変更するわけではないので、
わざわざ登録しなおす必要は無いと思うのに、分らん。
 
詳しそうな人(女性)が説明してくれたが、良く分らない。
 
繰越済みの古くなった通帳と、繰越されて新しくなった暫定(?)通帳を受け取った。
帰ろうとしたとき、奥の方から「フフッ」というあざ笑うような声が聞えた。
 
明日、印鑑を持って行こうではないか。
「フフッ」と鼻で笑った人(男性)に、詳しく説明を受けようではないか!!


銀行の通帳を繰り越す時、
昔はどういう手順でやっていたのだろう。
いちいち、印鑑を確認して(印影を確認して)新たな印影を作り直す(登録し直す)なんてことを
やっていたのだったか?
 
通調印が本当に必要な時はどんな時?
しっかり訊いておこう。