GARRARD 401 メンテナンス5

イメージ 12本アームのキャビネットに組み込まれたガラード401は、最初は取り外して新たにベースを作って組み込もうと思っていた。
 
手に入れたキャビネットは、現在の標準からは外観重視の拙いものだったが、そこらにポン置きでも中々大した音がしたのだった。
 
ガラードにしてもSMEにしても、物量投入型のマッシブな造りではない。バカの一つ覚えの重量第一とか、がっちりカチンコチンとは別のところにある。
それとキャビネットがうまくあったのかもしれない。
 
イメージ 2とは言うものの、一本気なカッチリプレーヤーにも魅力がある。
 
そこで、別に手に入れていた401をメンテナンスして、素人らしいカッチリプレーヤーを作ることにした。
 
安く手に入った401は、安い理由があった。
操作パネルの印字がほぼ消えている。
モーターの懸架装置に不具合があって、モーターが傾いているのである。
 
 
 
イメージ 3
モーターが傾いているのは、6本ある懸架スプリングが、5本しか付いてなかったのである。
 
モーターの下側スプリングが2本しかない。
スプリングを引っ掛けるピンも無い。
 
ネットで新品を探すと、上下6本組みで6千円もする。
ピンは別に用意しなくてはならない。
 
 
 
イメージ 4
ピンは、Eクリップ2個で、抜けないようになっている。
 
中央に、スプリング位置決め用の溝がある。
 
ピンの直径は4mmだ。
インチだから、5/32かもしれない。
 
 
 
 
イメージ 5プーリーは50Hz用である。
60HZ用は、既に入手済み。
 
 
 
 
スピンドルは如何だろうか。
つまんで回すと、少し滑らかさが不足する。
分解が楽しみである^^;)。