送別会
私はOAAに所属してないが、お誘いを受けて出席した。
谷口先生は10年間の愛媛大学勤務だったらしい。
今になって経歴を調べてみると、大変な人物だったことがわかった。
ハッブル宇宙望遠鏡に日本人として参加していたただ一人の人。
国際天文連合総会で招待講演をした日本人二人目の人(2015年於:ハワイ)。
スバル望遠鏡や、次世代の超大型望遠鏡TMTにも大いに関わっているそうだ。
そんな人が、なんで四国の松山なんぞにいらっしゃるのか、、、謎だ。
谷口先生には、数回の天文講演会の時にヘンな質問をしたことがある^^;
先生の話し方、話し振りは独特のソフトさがあって、私が思う学者肌とは違っていた。
これ幸い、色々お話をした。
博物館には四国最大のプラネタリウムがあって、
プログラム「銀河鉄道の夜」について込み入った話を伺いたかったが、そこまで話が進まなかった。
その人は専門が植物だそうで、牧野富太郎氏のことを話そうとしたら、
畏れ多すぎて逃げ出しそうだった(ウソです^^)。
粘菌のことを訊いてみたかった。
谷口先生は、席を回られて私のところまでいらっしゃった。
名札を付けていたかもしれないが、名前を呼んでいただいて恐縮した。
会場には、池谷・関彗星で有名な高知の関勉さんもいらっしゃった。
谷口先生と関先生が並んで席にいらっしゃって、実は是非とも訊いて見たかったことがある。
ロケット工学の糸川英夫氏のこと
谷口先生は糸川先生と接点があったのだろうか?
バレエ「コッペリア」のこと
関先生は、バレエ「コッペリア」をご覧になったことがあるのだろうか?
もうすぐ完成するであろう、冨田勲さんの新作「ドクター・コッペリウス」の関連である。
先生とお話しする機会をうかがっていたが、残念、お開きになった。
実は、どんな話の展開がいいだろうかと考えているうちに、
バレエ「コッペリア」の音楽を書いたのは誰だか、まったく知らないことに気付いたのだった。
気後れしてしまった^^;
谷口先生は、放送大学勤務において、割合自由な時間があるようなことを仰った。
OAA愛媛支部長さんは、天文講演会で招聘したらいらっしゃるかも
というようなことを話していた。
そこで聞いて見ようか。
いつになるか分らないが、バレエ「コッペリウス」の初演の頃には
そんな機会があるかもしれない。