統計数字の解釈は正しいか?

自動車の「ハイビーム」を使用していれば交通事故を防げたかもしれないーー。そんな警視庁の調査結果が話題となった。

読売新聞の報道によると、歩行者が夜間に道路を横断中、車にはねられた昨年1年間の全国の死亡事故625件のうち、96%の車のライトが下向きの「ロービーム」だった。警視庁は、ハイビームを使っていれば防げた事故もあるとみているという。625件では、ロービームが597件、ハイビーム9件、補助灯6件、無灯火13件だった。


 
ハイビームだったら事故は防げたといっている。
数字がそれを示していると、今日のヤフーニュースでも言っている。
 
一年間に事故は625件起きた。
しかし、通行量が625台ではないはずだ。
一年間だから、それの何倍になるか分からない。
 
仮に10,000台だとする。
そのうち、
ハイビーム:10台    
ロービーム:9,000台
補助灯:10台
無灯火:980台
とする。
その台数に対する事故率は、
ハイビーム:90%
ロービーム:6.6%
補助灯:60%
無灯火:1.3%
となる。
 
なんと、無灯火の事故率が一番低くなる。
無灯火が一番安全なのだ!!

ハイビームにすれば安全という論理は間違いである。
 
ハイビームの事故率は90%!
相手の目がくらんで、衝突して死亡したのかもしれないなあ。

ちょと違うけど、算数の計算だけで出てきた数字が一人歩きしている物件がもうひとつある。
「一票の価値の格差」
である。
有権者が立ち上げた訴訟ではない。
マッチポンプを身上とする不良弁護士どもだ。
きゃつらは、自分の仕事を増やし、存在意義を世間に宣伝するためにやっている。
 
人口に比例して、議員数を増やせという。
おそらく、後ろに中国がひかえて資金援助をしている。
 
行く行くは国連の投票権を人口にあわせたいと企んでいるのだ。