SME・V の意外性

イメージ 1SME・Vを仮に置いてみた。
アームボードとシャシーの穴が合わない!!
0.5mmくらいずれていて、すんなりねじ込めない。
私の採寸が悪いのか。
オーディオクラフトの加工が悪いのか。
アクリル加工が悪いのか。
まあ、全部が悪いのではなかろうか^^;)。
木製アームボードなら、こんな問題は起きないと思う。
 
自作アームは設計通りの加工出来上がりで、組み立ては何の問題もなかった。
今回は設計製造時期がちがうし、三者がからんでしまうと、こんなになってしまうのだなあ。
イメージ 2
カートリッジはグラドをぶら下げている^^;)。
リード線がアームとカートリッジのピンに干渉して、折り曲げないと嵌らないので、そのままにしている。
外すのが面倒なので、放ったらかし。
 
ちょっと前だなあ。後ろが開きすぎ。
バランスウェイトを最後部に下げると、ボード内に収まるようにするとこうなるのだ。
 
で、どんな具合にクリアランスがあるか、試しに旋回させてみて、問題点が発覚した!
 
イメージ 3最内周まで行かないのである!!!
フルイドダンパーが最内周角度を決定していたのだった。
最内周まで再生するには、待機時にはこの角度でなけらばならない。
格好悪いじゃないか!。
SMEには美的感覚がないのか!
ガラードと組み合わせる時、注意しなきゃ。
当然、このままではオーバーハングが測れるわけはなく(私はこれを測って取り付けたりしたこと有りません)、SMEデビュー当時からプロトラクターを使っていたことが、ここに来てその先見性が証明されたのだった。流石はエイクマン!
イメージ 4
なるほど、カタログ写真の真相は、そういうわけだったのか^^)。
 
エイクマン氏は、実際に使っているのだろうか?