SONY ST-5000 修理

イメージ 1A・FUN に修理問い合わせをしてみた。
基本修理に¥28,000かかって、これに部品代が加算されるという。
ハーマンのように見積りには料金は発生しないというので、修理依頼することにした。
修理待ちが多いので、一ヶ月くらい待ってくれという。

内部が綺麗な方が修理者にとっては気持ちがいいので、内部を清拭した。

回路基盤を覆うシールドボックスの留めビスにはクリヤラッカーが塗布されていた。その状態の写真を撮り忘れた。左は清拭後の写真だ。
イメージ 2

この個体は、初めてボンネットを取り外して内部を見たのではないかと思われたが、意外に人の手が加わったのではないかと思われる鍍金の腐食があった。
工場では素手で作業をしていたのか?

ST-5000Fでは、一個だけ見えるトランジスタがST-5000では二個見える。
電源のブロックコンデンサーがシャーシ上に立っている。イメージ 3



バリコンを覆っていたカバー裏側には、薄い銅板が貼ってあった。
5000Fには無かったと思う。イメージ 4










五連バリコンのローターにはスリットが切ってあって、微妙に歪められていた。

恐らく、等間隔ダイアルメモリの精度を保証・補償するためだろう。
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ST-5000のフィーリングを決定付けたダイアル軸受け。
「通信機並みの選局フィーリング」と言わしめたのだが、本物の通信機を触ったことが無いので真偽は分からない。ただ、これを触ってみて、ここまで滑らかでガタの無い選局ダイアルの通信機って在るのだろうかと思う。オーディオ機器には操作感がとても大事だが、通信機には心地よい操作感を与える努力より通信能力の向上が最優先されるので、それを蔑ろにしたまま操作感を優先させるのは本末転倒だと思える。

オーディオは、操作感も性能のひとつと思う。イメージ 6

シャーシ裏側。

電源整流ダイオードが時代を感じさせる。
ショットキーバリアダイオードにすると音質向上する?

左はステレオ復調回路と思われる。
ここが不具合なのだと思う。イメージ 7





アンテナ入力部
このトリマーのようなものは何だろう?

ST-5000 5000Fは、アンテナ端子がただの接続端子だ。F型接栓になるのは5130以降だ。

いつも思うのだが、同軸ケーブルでF接栓をつかって接続しても、内部ははだかむき出しの電線で基盤に接続されているのが当たり前で、インピーダンス整合なんて言ってられない状態なのだ。

長距離搬送ならインピーダンス確保が有効だけど、短距離なら優位さは無いということか・・・。


外出して家に帰ったら、A・FUNから、修理品を送ってくれというメールが届いていた。
品川サービスセンターで行うという。
品川というとSONYのお膝元じゃないか。
それにしても
早すぎるじゃなiいかぁ~。

自動車税の納入通知も届いていたし、
バイクのタイヤ交換も依頼したし、
ヤフオクもちょっと予算オーバーだし、

や ば い

修理がゆっくり進むことを期待したい^^;)。