タイヤ交換 フォークシール交換
レッドバロンで前後タイヤの交換をした。
チューブの状態が悪ければ交換ということで依頼した。
予想通り、チューブはリムの錆で張り付いていたらしい。
結局、全交換でバランスもとって
¥22,930_
であった。
ブレーキ側のハブの様子。
健全だと思う。
スプロケット側の様子。
CB550の弱点といえるスプロケット取り付け部品。
ゴムダンパーを介してハブに組み合わさっているが、チェーンの駆動力の掛かり方が悪くて、ガタの発生が避けられなかった。
10万キロを過ぎて、どうしようもないガタガタのために、構造を変えた。
スプロケットをベアリングで受ける構造にした。
寸法的に厳しいところもあるが、不具合は出てない。
チェーンガードのタイヤ側。
ひとサイズ太いタイヤを入れているので、変更当時、タイヤが当たって削りとられてしまった。
リアホイル、組み付け完了。
チェーンの張りを少し走ってから再調整したい。
さて、前輪を取り付ける前に、フォークシール交換しなければばならない。
フェンダーを外すのに少し手こずった後、フォーク右側から作業開始。
ボトムボルトを外してアウターケースを抜いた。
インナーロッドの先端に何か付いている。
円筒を斜めに切って被せたようなものが先端に付いている。
何かと思ったら、スラッジだった!
斜めになっているというより、水平に堆積した結果だった。
スラッジを洗い流した。
先端のアルミの部品は、固定されたようになっているが、隙間にスラッジが溜まっていて落ちないのだった。
インナーチューブの磨耗部分。
ろくにメンテナンスしなかった報いである。
下地が露出して、錆が発生している。
サンドペーパーで当たりを滑らかになるようにした。
錆部分は周囲より窪んでいると思われる。
フォークシールのフリップを傷つけなければいいが・・・。
あとの二箇所はオイルに浸かっていたので錆はない。
鍍金と下地の段差も無くて、状態としてはいいと思う。
シールを外す際に、アウターケースを傷つけてしまった。
とても堅く嵌っていて、力加減が分からなかった。
BMWのときは上手くいったので、甘く見ていたのだった。
幸い、シールが嵌ればオイルの通り道は塞がれると思う。
シールはボトムケースに圧入してから、チューブに差し込んだ。
長ねじを使った圧入機が役に立った。
本当は全部ばらして洗浄したほうがいい。
ブーツも新品に交換。
組み立て順番をまちがうとやり直しで大変だが、今回は先ずブーツを入れてからフォークオイルをインナーチューブに垂らして、アウターケースを差し込んだ。
すんなり行って、なんだか拍子抜け。
今日の作業はここまで。