ベルト交換 TEAC A-7030Ⅳ

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A-7030Ⅳが動かなくなって10年は経つ。
キャプスタンベルトが切れたのが原因だ。
ヤフオクを見ていたら、このベルトが出品されていた。
私だけ入札して、落札した。
部品の品番が入札した時分かったので、検索すると出てきたのは、ヤフオクより安い新品だった。
ヤフオクのは、冷暗所で長く保管していたモノだったので、出来れば新たな入札者が現れて欲しかった・・・・。

到着した品物をチェックすると、少し柔軟性が落ちているようだった。
失敗したかな・・・。
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キャプスタンの抜け止めバーを外して、ベルトの当たる面を綺麗にする。

ヘッドクリーナーを綿棒につけて、丹念に擦る。
綿棒が黒くなくなるまで3本使った。

モーターのプーリーも綺麗にしなくてはならない。

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モーターには速度切り替えのプリント回路がぶら下がっていて、こっちを向いてくれない。

勘を頼りにして綿棒で磨く。


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なんとか綺麗になったので、新しいベルトを掛ける。

弾性が無くなっているように感じたが、着けてみるとそうでもない感じがする。

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内部に落ちていたベルト。
一見、カサカサで乾いているように見えるが、触ると粘着してくる。

やな感じ。

ピンセットにも指にも粘着してくる。
中性洗剤で洗い落とす。
フロアにも粉状に残って、擦ると黒い汚れとなって広がってしまう。
しつこく、綺麗に拭き取る。
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電源を入れる。
ピンチローラーを駆動するソレノイドが反応しない。
U~~~n,そういえば、そんな状態だったかなあ。

暫くすると、片方のメーター指針が加チャか茶跳ね回る。ピープレベルメーター回路が不調なのだ。
これは承知していた。

録音する気は無いので、再生さえ出来ればいい。

ソレノイドそのものが断線なのか、駆動回路が断線なのか、そこから始めなくては成らない。
あまり難しい故障ではないと思う。

アンプ関係が故障してても、マランツ7やハドレーのテープヘッド入力を使えばいい。
むしろ、そうしたいと思っていた。

次は、暑さが去って、秋になってからだなあ・・・。