ZYX R50BloomⅡ
ZYXを入手した。
SME3009Vに何をつけようかなと思っていて、候補のひとつだった。
スタイラスがラインコンタクトなのが決め手だ。
同社のシェル付きで、この組み合わせで売られていたらしい。
シェルの格好はどうも気に入らなかったが、手許で見ると嫌な感じがしなかった。
ZYXは自重が軽い。自作アームに着けると、そのままでは軽すぎて、ヘッドに錘を乗せてぎりぎりになった。
針圧2gである。
ZYXのOEMであるモンスターケーブルのカートリッジを持っているが、これも軽量だ。
ヘッドシェルはうれしいことに2ピンだった。
中塚氏は、トリオ、オルトフォン、並木という経歴だから、オーディオテクニカの系統に属してなく、2ピンを採用しやすいのだろう。
江川さんとの確執も無かったと言うか無縁と言うか・・・。2ピンか1ピンかで、系統が分けられるかもしれない、、なんちゃって。
なんとなくアジマスが狂っているような・・・。
ラインコンタクトであるからかどうかわからないが、音溝ノイズの出方がちがう。
多少レコード盤を掛けたらしいが、物自体は新しいので、新鮮な音がする。
トラッキングも全く問題ない。
いいカートリッジだ。
SME-Vは現在、AR110に付いているが、今年中には401と組み合わせて完成型にしたいと思っている。