港南中学校吹奏楽部 記念ミニコンサート
回覧板に催しのチラシが挟まれていたので、聴きに行った。
港南中学校に行くのは、卒業以来のことではないかな。
校舎はすっかり代替わりしている。
私が在学中に作った1/1考える人は何処へ行ったのだろう?
実に34年ぶりだそうだ。
演奏曲目
第一部
コンクール課題曲:
マーチ・シャイニング・ロード
コンクール自由曲:
富士山~北斎の版画に触発されて~
G線上のアリア:J.S.バッハ
休憩
第二部
Tequira テキーラ
パイレーツ オブ キャリビアン 映像つき
キセキ
明日はきっといい日になる
ふるさと コーラスつき 作曲:youth case 作詞:小山薫堂
会場の体育館に入るとステージには横一列にトランペットとトロンボーンが座っていた。
他のメンバーはフロアに居た。
最初、気がつかなくて、チューニングになってやっと配置が分かった。
フロアの楽器は聴衆越しに聴くことになって、高域が聞こえにくくなってしまっていた。
二曲目を聴いているとポロロンポロロンと、おや? ハープも鳴っていた!
この曲はどこかで聴いたような気がした。
「もののけ姫」のアシタカのテーマに似ていた。
ステージの背後にはプロジェクターで映写があった。
パイレーツオブカリビアンでは、カクカクの動画が、ふるさとでは歌詞が映された。
最初はどこにプロジェクターが置いてあるのかわからなかった。
映写画像が台形になってないので、一体何処から?と思った。実は、ステージ床からシフト機構を使って投影されていた。
上の方ほど、画像が上下に伸びるはずだが、それをあまり感じさせない。デジタル処理でプログレッシブ圧縮をしているのだろうか?
演奏は大洗高校マーチングバンドほどの切れ味は無い。
くせの無いバランスの取れた演奏だ。
数年前に聴いた伊予高校に比べると柔軟性に劣るかな。
しかし、大洗高校も伊予高校も、高校生なのだ。
中学生ではない!
それにしても、部員64名だそうだが、男子は6名しか居ない。
最後の「ふるさと」は女子コーラスになってた。男子は声変わり前だろうけど・・・。
アンコールは「残酷な天使のテーゼ」だった。
小さい声で「校歌! 校歌を!」と言ってみた^^)。
パーカッションでカーン!という拍子木がなる曲があった。
「新日本紀行」を演奏してくれ!と思った。
チューブラベルが見えるが、鳴ったかな?
ステージの左側壁に校歌が額縁入りで掲示されていた。
一番は、すんなり、文章どおりに読めて歌える。
ところが、
二番目で詰まってしまった。
♪若き目見あげて向かえば~
?
おそらく、若き目→わかきまみ 「まみ」古語=目、まなざし
「わかきまみ」と歌うと、つづく「見あげて向かえば」の収まりが悪い。
*
*
♪ああ五百重なす波頭を越えて
?
「五百重なす」が~~、なんだっけ?読めない!
「いよえなす」だったかなあ・・・・。
「カムイ伝」に五百木と書いて「いよき」と読む地名が出てくる。
そういえば、内子の南は五十崎(いかざき)である。
調べてみると、
かつてこのあたりは五城村(ごじょうむら)という自治体であって、
五百木村と城廻村がそれぞれ一字を取って合併した名残であるらしい。
大洲藩領。五百木、城廻とも田渡筋の一村。
五百木・城廻合わせて紙漉き職人が300名近くと多数居り、有数の紙漉きの村であった。
以上、ウィキペディアより。
*
*
♪ともに求めん 真実の幸福を
「真実の幸福を」→??????
しんじつのこうふくを では絶対ない!
「まことのさちを」だったような気がするが、まったく自信が無い。
まさかこんな漢字の歌詞だったとは・・・・・。
「君が代」の意味をろくに知らずに歌うことを批判するのを、たまに見る。
そうだよなあと思ったり、
初音ミクに歌ってもらおうかと思うことはさておき、
校歌をろくに知らずに歌っていたとは、
ショックだった。