奨学金の借金1100万円、早大生の貧困と苦悩 通い続けるべきか、それとも中退して働くか

奨学金の借金1100万円、早大生の貧困と苦悩 通い続けるべきか、それとも中退して働くか

早稲田大学2年生のタクマさん(26歳、仮名)は卒業と同時に1100万円以上の借金を背負う。卒業後、20年間にわたり毎月約5万円を返し続けていかなくてはならない。

タクマさんは、勉学優秀で母子家庭にありながら早稲田大学に入学したらしい。
正社員としてまあまあの企業に就職できればいいが、
東京で非正規社員として就職すれば、悲惨な生活が待っているだろう。

成績優秀なんだから福岡(または近県)で国立大学に入っておれば、
生活費も少なくて済む。
大学でも成績優秀なら、地元でも名の通った企業の正社員に就職できるだろう。

なぜそうしなかったのか。

分をわきまえなかったからだろう。

君の能力は無限大だ。
誰でも最高の教育を受ける権利がある。
努力は必ず報われる。

などという甘い言葉に踊ったのだろう。

女手ひとつで子供全員を大学卒業させたと褒めることが多い。
そういう成功例は、どこにでもあるかもしれないが、
見通しを立ててその道を選ばなかった例も同等の、いや、それ以上の割合で居るはずだ。
褒められるのは、それが珍しいからだ。

就職するなら公務員が一番だ。
市役所係長で年収800万円と言う。
利口なやつはこちらを選ぶだろう。
勉強のできる優秀なやつは、そうして地元を活性化して欲しい。