月刊「ステレオ」を読んで

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10月号を買った。
カートリッジ物語「音溝のマイスター列伝」
イケダ・サウンズラボの回

FRの池田勇氏のことはチョットだけだった。
FRは1985年に解散するのだが、その理由は書いてなかった。
仄聞するところでは、一人の不良社員が組合運動を起こして潰した、らしい。

イケダサウンドラボは現在、㈲アイテイ工業のオーディオブランドである。
池田さんの手がけたカートリッジは、メンテナンスのみを行うそうだ。
また、池田さんは、アームデザインは丸いほうが音が良いというので、
あのデザインになっているそうだ。
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この記事の後は「日本縦断 パラゴンの旅」と題するパラゴン行脚の記事。
取材先は中村市(現在の四万十市)の喫茶店「ウォッチ」。

記事を読みながらグーグルマップを辿ると、
そこは何度も通過して、数回ガソリンを補給したSSの交差点対面にあった!
興味を引いたのが、ソナスファベルを3ペア設置していることだった。
ガルネリオマージュとシニウムが写真に写っているが、もう一台は見えない。
アンプはマッキントッシュである。
アナログディスクは書いてない。
代わりに、オープンデッキが二台あるという。

音は褒めるのが当たり前。
システムの調整は先代が完璧に仕上げたので、以後、一切の変更を拒絶せよとのお達しだという。
コーヒーも食事も旨かったそうだ。

中村はここから遠い。
NHKのど自慢を見に行ったりするけど遠い。
取材陣と同じに、中村で一泊するのがいいと思う。
旨い割烹もある。

隣町の宿毛にはオールホーンシステムの喫茶店があったような記憶がある。
二軒レンチャン出切る?
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新製品ニュースにマークレビンソンのLPプレーヤーの記事があって、
VPIとのコラボレーションだと書いてあった。
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ところで
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季刊「アナログ」は、そのことには触れてなかった。
トーンアームは3Dプリンターで作った樹脂製で、
4本のリード線を完全独立配置していると、筆者もメーカーも誇らしげに書いている。
本当にそれでいいのか?

勿論、私のトーンアームも分離しているが、あくまで左右チャンネルの分離である。
4本を分けてしまうとろくなことが無い、と思うのだ。