Walty堂島/中岡アンプ その1(驚愕の事実)

イメージ 117日に届いたアンプを関西から帰った20日にチェックしてみた。

17日に一台だけ天板を開いて中身を見てみたのだった。
Rコアトランスと、電源基盤らしきものが二枚。
松下(中国)のタイムスイッチ。
放熱器の付いたパワーIC(多分ドライバー)が載るアンプ基盤。

プリント基盤は自作品とは思えない。
キットの流用か?
配線や半田付けはプロの仕事である。

ただ、
トランスのリード線は、半分くらい根元で切断されているし、電源基盤に延びていく線は、あちこちで中間接続されている。その接続はチャンと圧着端子を使い、絶縁チューブが被せられている。
それなりに、手間の掛かったいい仕事だが・・・・。イメージ 2

蓋を閉めて、関西方面に出かけた。

帰ってきて、両方を開いてみて驚いてしまった!!!
トランスが~~~違う!!
二台目の電源トランスは、EI型ではないか!!

良~~く観察すると、本来はEI型なのだが、何かの都合で(トラブルか?)で、Rコアに変えたらしい。
それで、Rコアトランスのリード線は継ぎ足されていたのだった。
これでは、アンプの性格が変わってしまうじゃないか!!
なんで揃えなかったのだ!
違いが分かるかどうかは別にしてもだ。
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こんな風に継ぎ足されている。
ちなみに、このトランスにはTEKSANYO印字がある。
そのまま検索に掛けたが、出てこない。
!!、これはひょっとしてテクニカルサンヨーではないかと調べたら、当たっていた。

果たしてこのトランスは、中岡さん自身が買い求めたのか、修理した人物が求めたのか。
今となっては想像するしかないが、半田付けや圧着の手際をみると、中岡さんの手になるものかもしれない。
そうすると、何故そろえなかったか疑問が湧く。
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中岡さんが、あのテクニカルサンヨーに出向いたのだったら、あのおばちゃんは中岡さんと面識があったかもしれない。
傍でアンプのメンテナンスしていた御仁は「ん、ワルツ堂?」なんて思っていたかもしれない。

EIコアのトランスのメーカーはどこだっけ?
確認を忘れた。

メーカーをそろえたほうがいいだろう。
でも、二台を対称配置に設計したため、配線引き回しが揃わなくなっている。
どうせ同じでないから、トランスが違っていても・・・・。

本来は、こうなっているはず。
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