Walty堂島/中岡アンプ その2(音が出ない!)

イメージ 1アンプを観察していると、外部ヒートシンクの下に小さなトグルスイッチがあった。
これは、内側からの写真だ。

なんの役目をしているのだろうか?
アンプ動作の切り替えスイッチだろうか?
二台のアンプは対称形に外観が出来ている。
このスイッチは、ノブの切り替えはどうなっているのか?
対称動作なんだろうか?
一応、到着したママが基本形なんだろうと勝手に決めておく。
イメージ 5

先ず、Rコアの方から電源を入れてみる。
トランスが若干うなる。
数秒後にリレーの動作音がした。
SP端子電圧を測ると、すこしだけDCが出てるがまあ許す。電源基盤に電圧がメモってあったので測るとすこしだけ低い。
次にEIコアの方を試す。
トランスはうならない。いいじゃないか。
ところが、いつまでたってもリレー音がしない!
SP端子には電圧が出ていないのでONしてない?
リレーのアンプ側端子には少しだけ電圧が来ている。
イメージ 2
目の前が暗くなりかけたが、試しにタイマーのつまみをぐりぐりしてみたが、反応が無い。
ところが、
それから大分経って、カチっと音がして動作したのだった。
気をよくしてぐりぐりを続けたら、目盛どおりの時間で動作するようになった。
しかし、
そう思ったのはつかの間で、またしても長時間待たされるようになった。
リレーがオンすると、パイロットLEDが両方とも点灯する。
イメージ 3

底はこんなになっていた。
内部シャーシはタカチのケースに付いてないと思うので、Waltyオリジナルだろう。
底板は付けずに、アルミ板にゴム足を接着して取り付けている。
片方のアンプは、ゴム足がひとつとれてしまっていて、行方知れずである。イメージ 4

【訂正】
内部シャーシはタカチに別売部品として用意されている。これを加工して使っていると思われる。




これは、Rコアの方の底板。
捨て穴が二つあるが、これが本来のEIコアを止めるためのビス穴と思われる。

Rコアベースを止めるためのビス位置が、なんだか危なっかしいことになっている。