青い国・四国のハイエンド・ディーラー

オーディオインポーターのH氏に声をかけていただいたので、
四国は高松のリビング・シークレッツ(以下、LS)に出かけた。

詳しくは、上の動画やHPを見ていただくとして、私にとっては初めてのハイエンド・サウンド体験記である。

アメリカのコンデンサースピーカーメーカーのサウンドラボは、以前は大場商事が取り扱っていたと記憶するが、
長い間、日本には縁の無いメーカーであり、スピーカーだった。
H氏は、サウンドラボのHPを閲覧中に、日本にもディーラーが存在することがわかって、
急遽、訪問することになったらしい。

LSの場所は検索してみると、高松空港へ行く途中をちょっとだけ道を逸れたところにあって、
なんなくゴルフ場のクラブハウスのような建物を見つけることが出来た。

SPの設置されたリビングルームは、10mx10mX10m程だろうか。
SPの後ろは暖炉になっている。
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アメリカの本格的なハイエンドショップ&オーディオファイルを髣髴する規模、内装である。
実際には観たこと無いけど^^)

正面のSPは、Ultimate 545 と思われる。
アンプ系はさっぱりわからない。
オッポのユニバーサルディスクプレーヤーで再生しているみたいだ。

真空管モノラルパワーアンプが二台あった。
写真は撮らなかったので、こちらから引用しました。
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オーディオ・パワー・ラボラトリーの50 TNT amplifier らしい。
これは接続されてなかった。
LSの現物は、SOUND POWER LOB’とめいばんにあったように記憶するが・・・?

当日はどれで鳴らしているか、小さな半導体アンプらしいような気がするが、わからない。

今日の本命イベントは、H氏が持ち込んだスペクトラル一式でサウンドラボを鳴らすことだ。

H氏は大汗を掻いてセッティングが終わった。

いざ、試聴。

SPに対して部屋が広すぎて・・・・。

オルガンと合唱の曲は、ローエンドがす~~っと伸びて心地よい。
正面で聴くより、SPの真横で後ろ壁反射を伴って聴くほうが、私にはいい。
私の左右の耳は、感度と音域が違うので、SP正面では、なかなか難しいのだ^^;)。

実は、この部屋の後隣にシアタールームがあり、
サウンドラボが4基据え付けてあった。
私の背丈より高い!
非常にデッドな部屋で、まるで巨大ヘッドフォンだ。
分けの分からないサブウーハーも転がっていた。

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これが試聴機である。

エンクロージャーSPのような豊かなブーミングは無い!
どちらかと言うと、外側のスキャンスピークダブルウーハー機の方が馴染みよい。
高域はコンデンサータイプだ。
これも分けの分からないアンプで鳴らされていた。

シークレットガーデンのパッサカリアを掛けてもらった。
こう言ってはなんだが、家のフェログラフS1は、豊かなブーミングで勝てるかも。

まあ、とにかく、広い部屋と高価なコンポーネンツに舞い上がりがちだが、
ウサギ小屋にはウサギ小屋の鳴らし方、コンポーネンツがあると分かった。

ごまめの歯軋りと思って、笑ってください。

映画「ラストサムライ」のサウンドトラックをシアタールームで掛けてもらった。
作曲者のハンス・ジマーもこんなシステムで聴いていることを思い出した。

家の部屋を早いとこ片付けて広くしなきゃぁ、と思った。

3時間の試聴体験だった。
アナログシステムは無かった。
わたしのプレーヤーを持ち込んで聴いてみたいなあ・・・。


帰りはチョット道を間違えて、ジグザグに走ってしまった。
バイクで走った道に遭遇して、難無きを得た。
行きは高速も使って2時間半。
帰りは下道、4時間だった。

ああ、面白かった!!

LSのHPをみてもらえるとわかるが、
陶器製メガホンみたいなツィーターを擁する超効率SPシステムも取り扱っている。

超低能率SPと超高効率SPを同時に扱うのが興味深い。
その超高効率スピーカー、ΩMAを聴いてみたかった。

これじゃないけど^^;)
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