EMT XSD-15 異変

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極上の音がするといわれているEMT XSD-15
バン・デン・ハルやチューバフォンがモディファイするベースでもある。

いつかはクラウンじゃないけど、いつかはEMTと思っていても、不具合が発生しやすそうなうわさと言うか、現実があったので、なかなか手に入れることにはならなかった。

一年前、ようやくつかえそうなものが手に入った。
ところが、
先日、温かくなったのでLPを聴くかと、一年ぶりにアームにセットしようとして・・・・・・・。

いつの間にか、カンチレバーが偏ってしまっている。
まあ、とにかく聴いてみようとしたが、カンチレバーがガードに接触していてまともに音は出なかった。

気を取り直して写真を撮った。
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ポールピースも若干ずれているようだが、これくらいは外国製の常識だ。
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ダンパーゴムが変形するのが原因だと思うがそういう感じはしない。

ダンパーゴムとコイルの間に何かが挟まったようにも見える。


40Xの顕微鏡対物レンズでチップを観察すると、磨耗は見えない。健全だ。


昨年、聞いたときの感想は、まあ、ドイツらしいしっかりした音がすると思った。
魅惑的な音ではなかった。

EMTのメンテナンスを主とする工房があるらしいが、
さて、どうする。