映画「未来のミライ」

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27日、エミフル松前で鑑賞。

22日に天文講座を聞きに行ったとき、宇宙の始まり「ビッグバン」より古い天体があることになって、どうなっているんだ!と天文学者は困っている、と言う話があった。
一週間以上前の話なので、記憶があやふやだ。
或る天体の年齢が宇宙年齢より古くなってしまうのだそうな。お母さんより先に生まれた子供があることになって、U~~~ん  らしい。
で、
そのとき思ったのが、映画「未来のミライ」にヒントが隠されているかもしれない、ということだった。
この映画は、四歳の主人公「くんちゃん」が、生まれたばかりの妹「ミライ」であるはずなのに中学生(?高校生かも)になった妹に会うお話しなのだ。
(上手く説明出来ているか心配。)
妹のはずが、姉に見える妹に会うお話し。

そういう、やや不健全な目的で見に行った。
「くんちゃん」の声を「羊と鋼の森」に出てたピアノ姉妹の妹役・上白石萌歌が担当しているのも興味を惹いた。

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宇宙の時間パラドックスへの回答は無かった^^;)。
「くんちゃん」の声は、最後まで馴染めなかった。
エンドロールの主題歌は、大変聞きやすかった。
最近は、ガシャガシャうるさく演奏するバンドの曲が多いけど、これはいい。

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未来のミライ」と言う題名なので、妹は「ミライ」という名前なんだろうけど、
劇中では「未来」じゃなかったっけ?
見間違いかも。

「くんちゃん」のフルネームが気になったけど、本編にも公式HPにも出てなかった。
なかなか適当な本名が浮かばないなあ。

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主人公の家のある町並みが俯瞰的に3D動画映像で楽しめる。
東京駅の描写が圧巻。
曾爺さんが若い頃にBMWを走らせる。
それに「くんちゃん」が乗せてもらう。
この経験は、その後の自転車乗りに生かされるのは、いいんじゃないか。

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父が建築士とかで、妙な設計の家になっている。
傾斜の有る土地に建てられ、各部屋が階段で繋がっている。
フロアーに手すりが無いので、危なっかしい。
赤ちゃんが、フロアーから下の階に転げ落ちはしまいか!?

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長男に妹が生まれると、親の愛情が妹に移ってしまって長男が嫉妬する。
これが物語の発端だ。
私は長男として生まれ、次男三男が居るがそういう感情は持った覚えはない。
もとより、親の愛情は余り感じなかった。
それは、わたしがおばあちゃん子であったからかもしれない。

親に対するわだかまりは、両親が亡くなった今でも払拭できてない。
今年は十三回忌である・・・。