オーディオ誌を読んで (彼女は横顔)

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書店でステレオ時代と天文ガイドと管球王国と無線と実験最新号が来ているのを見たので先ずステレオ時代を手に取った。

あれ!?中島さんの追悼特集が。最新号ではなく、売れ残りを出してきた?それにしては三冊もあるし、と思ったら、追悼特集第二弾だった。
氏は正にオーディオメーカー業界の重鎮だったのだ。
まだ全部をじっくり読んでないのだが、スピーカーシステムの話にこんなことを書いていた。
SS-G7のバッフルボードの碁盤の目は大賀氏の提案なのだそうな。目的は音の拡散ではなく、共振音のピーク分散なのだそうな。ただ、これは大賀氏本人が直接口にしたというのではなく、設計者の解釈らしいのだが。
SS-G7は実際にちゃんとした設置では聴いた事が無かった。今思えば残念だ。
この下のランクのSS-G4だったと思うが、広い部屋でたっぷりと部屋を揺るがす低音を聴いた事が有る。
SS-G9を所有したことがあるが、腕がなくてもてあまして、やがて不具合が出て手放した。

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記事にステレオ時代の試聴室を作るというのがあった。六畳和室を改造すると言う。
実は、私の家もガタが来て、このブログに登場するサブシステムのスピーカー側の畳が沈み込んでいる。後ろの障子戸の上側が溝から外れているのだ。
このままだと床が抜けると思う。
家を建て替えるわけにもいかず、部屋の改造しかないと思っていた。
記事を参考にして日曜大工でやりたいと思うのだ。

でも材料費がバカにならない。
いらない機材を売れば、ナントカなるだろうか。
LS3/5Aとソナスを全部売れば賄えそうだけどねえ。

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まあとにかく、ステレオ時代はオモシロい。
ジムテックについて記事にして欲しいとメールに書いたけど、
当分(ずっと?)無理かもしれない。


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表紙デザインが変わった。別冊でも出たのかと思った。
そういえば、天文ガイドも綴じ方が変わった。

「HiFi追求リスニングルームの夢」が他誌編集者のリスニングルームだった。これは月刊ステレオにMJ編集長の記事が載ったことのお返し(?)でもあるそうだ^^)。
これは良い傾向だと思う。
いずれは、ステレオ時代編集部も記事になるかもしれない^^;)。

47研究所の新型トーンアームの写真が載っていた。
機構が分かる写真を初めて見た。
¥345,600(予価)とのことだ。




ネットには写真が無いので、作図してみる。

イメージ 4写真ではターレスのシンプリシティーのように二本アームパイプで、これがリンク機構になっているように見えるが、それはただの二本パイプだけだ。
ヘッドシェルの回転(角度変換)は、プーリーに掛けた糸で行っている。
ヘッドシェル側のプーリーはアームに対して回転する。
ベース部は角度変化に対してノンリニアにヘッドが回転する適切な位置に糸を固定しているかもしれないが、それはちょっと問題かもしれない。
プーリーは同じ径で無いといかんでしょうなあ・・・。

これを見て思うのは、回転シェルだったら自動的に接線方向に向いてくれるのではないかな、と思うが。
でも、そうならないことが47研究所のこのアームが語っている。



イメージ 5さて、この写真は音楽誌、オーディオ誌のどこかに毎号必ず載っているジャケット写真だ。

或るページを見てて、今更ながら気付いた。

この女性のシルエットは、こちらを向いているといままで思っていた。

よくみると、これは女性の横顔だったのだ!

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