弓道 YOUTUBE 昇段試験

スポーツ界隈で、セクハラだパワハラだと2020年をひかえて膿みだしの真っ最中であります。
女子体操は、行方が見えてきた感じです。
外野も含めて、見苦しい限りであります。
体操バカが集まるとこうなるのかと思います。

私がやっていた弓道は、スポーツではありませんので、あれらとは無縁の世界です。
茶道とか華道、香道に近い。


三度目の八段審査を受けるイギリスの弓道家。
八段は最高段位といってよく、受験者が162名(ナレーション)も居るとは驚いた。
オブライエンさんは七段ということで、それなりの射形をしている。
ただ、八段には到達していなかった。
会(かい 狙いを定める)から離れ(矢を射る)までの伸びあいが足りない。
弓手(ゆんで 左手)が突っ張ったまま。
弓返り(ゆがえり 左手の平の中で弓が回転する)が能動的になっている。
弓を押していた力が、矢を射ることで弓に回転モーメントを生じさせ、
弓が自ら回転しなくてはならない。

彼の肥後三郎(弓の名称)は、飾り藤巻の無いシンプルな逸品だった。


スイス人で、五段昇段審査に臨む女性弓道家。
これぐらいの段位なら、現地審査になるようだ。
審査員が模範演技をする。
上のオブライエンさんと、同等と思われる。
離れ(矢を射る瞬間)は、どっちもどっちだなあ。
気合で離れているのが、残念。

五段を受けている女性は、押し引きのバランスが悪い。
心は的に向いているが、体はそうでない。
現在四段ということだが、まだまだ未熟だと思う。

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以前の記事の矢渡しの動画は、見えなくなっていた。
残念。