国道378号線 宇和海沿岸
吉田町に向かって宇和盆地の農道を走る。
昨日もここを走ったのだが、夕方近く、通り過ぎる。
あちこちの田圃の一部分にコスモスが咲いている。
コスモス畑のブームがあったころは、田圃一面にコスモスを咲かせていたが、いまはちょっと下火になっている。
吉田町の378号線に右折する交差点のかなり手前で、道路工事一時通行止めに当たった。
長くなりそうだったので、迂回できそうな道路があったので、56号線旧道と思われる道に向かって左折した。
吉田高校の前から、道路はタイル舗装になった。
国道の名残の道路看板が残っている。
吉田町は古い歴史のある街で、近年は温州みかんの集積地として賑わった。
この看板の向こうを右折すると378号線へ行く交差点になる。一旦、そちらに向かったが、思い直して旧道を通り抜けてみることにした。
このあたりは道幅が広くて、穏やかな雰囲気がする。
なまこ壁の旧家があった。
ひさしを何段もつけていて、土佐に多い様式だ。
378号線を走って宇和海に出る。
山肌に土砂崩れ痕があちこち残っている。
明浜町岩井付近
摺本好作著作「僕とバイクのふたりごと」に載っている屋根の無くなった倉庫はこのあたりだが、すっかりなくなっていて、おもかげは一切無し。
ところどころに、豪雨の土砂が集積されている。
三瓶まで走り、トイレ休憩。
ここからさらに378号を八幡浜までと思ったが、先般走ったし、ガソリンが残り少なくなったので短絡ルートの県道を北上する。結局、給油したのは保内町。トリップメーターは303kmになっていた。今まで一番走ったかも。
伊予灘側に出て、出海でコーヒー休憩。
出来るだけ、車のすいたところをのんびり走る。
無事帰宅。