ファースト・マン

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映画「ファースト・マン」を観た。
映画が始まって当初は、映像の意味が分からなかった。
何か危険な目に遭っているパイロット・・・・。
ノースアメリカンX-15の飛行の模様だと分かったのは、危機が去りそうな時だった。

前半は重苦しい雰囲気で、手持ち撮影の画面が安定せず、
凡そのストーリーはわかっているものの、どういう展開に成るか、全く分からなかった。
画面が暗く、粒子が荒れている。

大まかに言えば、最愛の娘を病気で失った男の物語である。

ジェミニ宇宙船がアジェナロケットと宇宙でドッキングした後、
あんなに危険な展開に成ってたとは知らなかった。

サターンロケットの発射台のクローラーの傍でスタッフたちが会話する。
当時、NHKTV特番で、発射台が移動する映像を見たが、
あの小さな画面の方が、迫力があったような気がする。

サターンロケットが地上を離れてからは、すべての映像が感動的だった。
月着陸よりも、
離陸場面の方が涙が散った。

エンドロールが始まると、観客は皆席を立ってしまった。
私一人、静かなエンドロールを愉しんだ。


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これが登場した。
アポロ船内で、くるくる回転させられてた!
音に変化が無かったのはオカシイ!!
ワウフラッター爆発のはず。

会議の音声収録の時、SONYのオープンデッキがスタートさせられた。
TC-707系

思えば、SONY絶頂期だった。