松山ロシア兵墓地 Кладбище российских солдат в Мацуяма

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松山ロシア兵墓地に行ってみた。
「ソローキンの見た桜」の冒頭に出てくる、日露戦争で捕虜となり、松山で死んだロシア兵士たちの墓である。

映画の演出に納得がいかないので実際の清掃活動を見たい。そのための事前調査でもあった。

天気がいいので自転車で行くつもりだったが、時間的余裕を優先して車で行った。



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墓地の北隣にある松山大学キャンパスに墓地専用の駐車スペースがある。

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以前は、近くの山の山頂近くにあったらしいが、敷地が傷んできたので、この地に改めて設置したらしい。

墓標は、故郷のロシアに向かって(北向きに)建てられている。イメージ 5








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ロシア兵の中では一番階級の高かったボイスマン大佐の胸像。
大佐は、ロシアへ送還される発令があったが、部下と共にここに残ることを選び、松山で没した。
その武士道を称えて、葬儀には八百名の参列者があったそうだ。イメージ 7











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イメージ 12各兵士の墓には、信仰宗派を示して名前と没年が掲示されている。

この兵士は、ロシア正教イメージ 13









この兵士は、キリスト教






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この兵士は、ユダヤ教イメージ 15











この兵士は、イスラム教。




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この兵士は、無宗教か、不明だったのか・・・・。







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このように、墓石が折れた後、修復したと思われるものが割合多くあった。

いたずらか、地震で倒壊か、移築中に損傷したのか、分からない。イメージ 18

















日露戦争当時とは違う、外国人兵士の墓もあった。

こちらは、ドイツ兵。
















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こちらは、太平洋戦争時、松前町塩屋の海岸に墜落したアメリカ兵士の墓。





















祖国を向いて建つ

Встаньте в сторону родины
Кладбище российских солдат в Мацуяма
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