征露凱旋記念奉納絵馬 模写絵奉納懇親会

伊予市の伊予岡八幡宮にある「征露凱旋記念奉納絵馬」を模写した絵馬の奉納に感謝する懇親会が開かれた。
愛媛新聞に模写奉納の記事が掲載され、
地域活性化に貢献したとしての、
祝宴であった。
模写絵を描いたN氏にとっては、初めての県展入選作であったという。

私は、伊予岡八幡宮境内にある大字神社の世話人として参加した。

現在上映中の映画「ソローキンの見た桜」と坊っちゃん劇場の演目「誓いのコイン」に
大いに関係す絵馬であるので、参加せざるを得ないのであった。
絶対参加するぞと思ったのであった。

参加者は、大字自治区世話人と、伊予岡八幡宮世話人であった。
20名足らず。
意外に少なかった。

私の最大の関心は、映画「ソローキンの見た桜」と演劇「誓いのコイン」を見た人が
メンバーに居るか如何かだった。

残念なことに、だれも見てはいなかった。
模写絵を描いたN氏も見ていないと思われた。

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これが、現実なのだ!!


模写絵を描いたN氏は、意外なことに私より10歳年上だった!!
嘘だろうと思った。
愛媛県では代表的な大企業に勤めていたらしい。
それだけの生活余裕が生み出した作品かなとも思った。

元々の絵馬は、伊予岡八幡宮を鎮守に頂く別の自治区の住民の奉納絵馬だった。

N氏に、模写の様子を色々訊いてみた。
アルフォンス・ミュシャは、写真を投影して作品をえがいたという。
N氏は、パンフレットの小さな写真を虫眼鏡で見て描いたという。
実際に、拝殿に掲げられていた当時を思い出して描いたとも言った。
模写中には、元絵は見ていないのだそうな。

元絵のレプリカは、西予市の歴史博物館にあるという。

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