JBL Paragon
オーディオ趣味で懇意にしているショットバーのマスターK氏から電話があった。
ちょっと某所に行くのに付き合って欲しいという。
詳しい話は車の中で、という。
車で行くとは、おそらくスピーカー関係の用事だろう。
ホームセンターで落ち合って、某所に向かう車の中で話しを聞いた。
JBLパラゴンに似たようなスピーカーを現物確認してくれという知人の要請で行くのだという。
なんでも、パラゴンのような湾曲板が付いていて、それには彫刻が施されているらしい。
そんなパラゴンなんて知らない。
どっかの酔狂が造ったお遊び品、ゲテモノかもしれない。
現場について、現物を見た。
一体型のような情報だったが、三つのパートに分かれていた。
紛れも無く、オリジナル・パラゴンであった!!
彫刻って、一体何!!??
おそらく、突き板の文様がそう見えたのだろう。
目的は、本物だったら分解して、ユニットを取り外して持ち帰ることだった。
残念なことに、エンクロージャーに破損があるので、
専門業者に修復を依頼するそうだ。
さて、
パラゴンは、見たことはあるけど、裏側を見たり、分解したことは無い。
幸い、K氏にはその経験がある。
ただし、40年前のこと!
記憶はあやふやだ。
ウーハーの裏板を外すのに若干苦労した。
余計な作業もした。
ユニットは、張り付いていたり、簡単に外れたり、いろいろだった。
意外だったこと。
ドライバー375とホーンの接続ネジはメートルネジであった。
六角穴付き皿ネジの六角がミリサイズだったのだ。
もしかしたら、偶然にミリサイズが合ったのかもしれないが・・・。
持ち込んだインチサイズに合うのがなかっただけかも。
ウーハーはLE15Aだったので、中期のパラゴンだ。
当然、エッジは崩壊していた。
エンクロージャーが綺麗になって、音が出るのはいつのことになるのだろう。
先は長いと思われる^^;)。