Accuphase AC-2 + SAEC ULS-3X +銅板スペーサー

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ULS-3Xのスライドベースは設計を失敗している。
但し、後期型だけだと思われる。
コノ字型の鍔の部分が、シェルの厚さより長くて、カートリッジによってはシェルに密着できないのだ。
密着させるには、スペーサーを挟まねばならない。
アキュフェーズAC-2の場合がこれに当たる。
手に入れたAC-2は、正にそうなっていて、セラミックスペーサーが挟まっていた。
そのスペーサーは、DL-103を取り付けるために使うことにしたので、AC-2には、新たなスペーサーが必要になった。
色々試した。錠剤のパッケージを切り出すとか^^;)。

イメージ 2最終的に、銅板を挟むことにした。
昨年末に手に入れたボール盤がようやく役に立った。

0.5mm厚さの銅版が手許にあった。

切り出した銅板は、金属鋏で切り出したので、多少反り反っている。
ペンチで平たくしても良かったが、このまま挟むことにした。



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どうせ、完全な平面にはならないのだから、緩やかなカーブが穏やかに接触すれば良いと考えた。









弾性が残っているのが分かる^^;)。
スライドベースの鍔とカートリッジは接触してないことをルーペで確認した。
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イメージ 6銅板は予想以上に重たい。

銅板スペーサーの効果は大変よいようだ。
いままでのAC-2から二段階くらいの音質向上がある。