AI・一茶くんが詠む俳句
地元紙にAIが詠む俳句の選句イベントの記事が載った。
人間が評価するというイベントらしい。
一茶くんは、一分間に600句を詠むという。
選句のテーマは「恋」という人間臭いものだったが、
一茶くんは、「心」「二人」「艶」と言った18のキーワードをちりばめた384万句を作成。
単純計算するとおよそ100時間掛けて作った。
この中から26人の俳句経験者がそれぞれに割り当てられた良句300句の中からベストと思われる一句を選んだ。
つまり、
26の俳句を人間が選んだのだ。
この26の俳句の人気投票を行い、一番人気の句を提示した選出者を
「選句王」
とする趣向だそうだ。
26句を書き出すのはしんどいので、第一回投票で絞られた五句を書き出す。
羽子板や 嘘うつくしき 人とをり
てのひらを 隠して二人 日向ぼこ
寒椿 二人静に 嘘があり
初恋の 焚火の跡を 通りけり
唇の ぬくもりそめし 桜かな
以上
恋を知らないAIにして、この作句!!
恐るべし!!
優勝句は四番目の「初恋の~~」であったそうな。
本選選抜の26句の中に、こんな句があった。
ひとはまだ 初恋知らず 山桜
これがもし、こういう句だったら、マイベストだった。
我はまだ 初恋知らず 山桜
一茶くん、まだまだ修行の道は長いぞね^^;)。
【陰の声】
私が鍛えてあげようか(夏井いつき)