高畠華宵大正ロマン館 五人の作家展
五人の愛媛県所縁の作家が華宵を題材にした作品を展示していた。
不思議な作品だったのは、煙の芸術というか、線香から立ち上る煙を写した作品だった。
尾崎清忠氏の写真
東郷青児の女性画をさらにシンプルにしたような、不思議な形。
どうやったら、こんな写真が撮れるのかわからない。
画像は、ロマン館のFASEBOOKよりお借りしたもの。
水面に漂いながら、まどろんでいるような形もあった。
制作風景を見てみたい。
早崎雅巳氏の華宵をモチーフにした作品。
早崎氏は、華宵に余りシンパシーを感じていないそうだ。
左の華宵画を基にして右の絵を描いた。
実は、華宵の絵の女性は、ナイフを手に持っているが、早崎氏の絵には、ナイフは無い。
単なる見落としかもしれない。
核心を見落としている疑いが大きい^^;)。
華宵はしばしば羽子板を持つ女性を描いているが、その日本髪の羽子板の女性の顔をフェルメールにした羽子板をデザインしていたのだった。
チョッと見、あれれ、こんなの華宵にあったかな!?と思った。
隅川氏は、以前、季刊誌「アトラス」に載ったそうで、たまたま同じ号に華宵も載ったらしい。
その号が展示されてて、表紙に見覚えがある。
天野祐吉氏の特集号。
確か、購読しているはず。
その号には、隅川氏の描いたメカニカルイラスト・ホンダエンジンが乗っている。
実は、記憶が無くて・・・・、天野さん目当てで買ったからなのかなあ。
全体的に記事の記憶が無かった。
歳のせいかなあ・・・。
こちらは、第一展示室の屏風にあった一枚。
この絵の対になるというか、向きが反対の絵があった。
拡大してみたけれど、なんとなく分かる程度だ。
画像処理を掛けると、輪郭がはっきりするかもしれない。
XPパソコンにソフトがインストールされていたけど、誤って消してしまった!
風に吹かれた振袖を、ミクさんのツインテールに活かして描いてみたい。
ここんところ、お絵かきしてないなあ・・・。
一時間半ほどロマン館に居た。
帰りの交差点にある自動車修理工場のエグザンティアは、だいぶんリアが下がっていた。