リンソンデック LP12

イメージ 1オークションで落札したリンソンデック LP12がやってきた。
《ジャンク 動作しません》にての出品物
何がジャンクかと言うと写真の如くターンテーブルのシャフトが分離している。通常は小さいほうの円盤(インナープラッター)に差し込まれて固定されている。おまけに下の写真には、こともあろうに反対側から中途半端に差し込まれていて、出品者はよく分かってないことを表している。
以上、出品写真による。
これでは入札に二の足を踏むのは当然で、格安で落札出来た。ただし、LP12にしてはと言うことだが。
他にも届いた品物を見ると、アウタープラッターの内周に、当て傷が数箇所ある。これも出品写真で確認している。
 
しかし、木枠(プリンス)の状態はまあまあというか、なかなか良さそうだったのです。決め手^^
 
 実際の品に当ってみると上記以外に
脚が無い。(これは写真で分かっていた)
裏蓋が反り繰り返っている。
同じく、膨潤している。(何を吸ったのだろう・恐怖)
電源スイッチがオンで固定しない。モーメンタリ状態。
電源スイッチへの配線の一部が絶縁被覆が破れて、素線が露出している。
ねずみの仕業だろうか? すると先ほどの膨潤の原因は^^
モーターの軸受けのカバーが外れていて、スラスト位置決めが不良。
ビニル密封袋に数点の部品が同梱されていて、上記は解決した!
モーターは静粛に回転する。
 
という訳で、決定的な不具合と言うのはこの時点では無いと言う事で一安心した。
難関は、スピンドルをセットした後、プラッターが水平に静粛に回転するかどうか。
 
とりあえず、勘合部分を清拭して焼き嵌めをしよう。
スピンドルオイルは、リンの場合、事細かな約束というか、
伝説がありますが、そこはそれ、
シェブロンでも塗って動作確認することにします。
さて、結果はどう出るか・・・・・・・・・・・・・・・・・。