リンソンデック LP12 (7)

イメージ 1かねてより計画中のプラッター防振策を決行した。
既にマイクロ1500にて効果は確認済みである。
やり方は、トーレンス*リファレンスのアレンジである。
 
トーレンスはドーナッツ状に切り出した板をプラッター内側に圧入しているらしいが、圧入の加減は現物を見ていないのでなんともいえない。圧入という表現も、正しいものか分からない。
 
理屈は分かるから、素人の工作で可能な方法にする。
 
先ず、プラッター内径より少しだけ小さなドーナッツを貼り付ける。
次いで、内径より僅かに大きいコルクシートを圧入(というか、押し込む)する。
 
イメージ 2
基礎になるドーナッツは、150φ t:12のコルク板の中央に50φの穴を開けた。
プラッターの内径は155φだから、周辺に隙間が出来る。
 
この上に(というか、実際は下に)158φのコルクシートを貼り付ける。
 
一箇所切れ目を入れて(バネ座金のように)内側に当ててやると5mmくらい合わせ目が重なるので、4mmくらい切り取って突き合わせると、丁度良い当たりが出る。
 
「カ~~~~~ン~~~~」と鳴っていたのが
「コツ」となる。
 
イメージ 3
一度分解して、昨日流れ出たオイルを拭き取り
今度はオイル量を1/3くらいにして
サブシャーシを外に出したままプラッターを
挿入してみた。
勿論、軸受けの周囲には念入りにオイル吸い取り
キッチンタオルを巻きつけておいた。
 
タオルが1/2くらいだけオイルに濡れた。
丁度良い分量だったようだ^^
 
 
 
再び組み上げて、回転をチェックしたところ、
非常に僅かだが回転が遅くなった。
サブプラッターを内側から押し広げたので
直径が大きくなったのだろうか??